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#8 【嫌いな人・好きな人】の話

開いてくれてありがとう。こんにちは、なとまきです。

今日は、「嫌いな人」とか「好きな人」の話をしようと思います。

今は解決してるからここにも書けるんですが、少し前にダブルダッチのチームで揉めたんです。

どうしてもみんなで仲良く頑張れない時期があって、その時にチームメイトのうちの1人と話していて。

そりゃ人間だもの好き嫌いはあるよな〜とか思っていたんですが、考えてみると私自身、「嫌いな人」っていうジャンルが無い、というかその分類を持ってないなと気づいて。

これはおそらく「嫌い」っていう感情が私にとってものすごく面倒なものだからだと思います。嫌いな人のことを考えるだけの労力がもったいないと感じるので、好きになれない人は「嫌い」よりも「どうでもいい」の分類に入れてしまいます。

好きの反対は嫌いじゃなくて無関心、ってよく聞くけどとても的を得ていると思います。

前置きが長くなりましたが、私なりの「人を嫌いにならない方法」とついでに「人を好きで居続ける方法」を整理していきます。

人を嫌いにならない方法

他人のちょっとした行動や言葉選びに違和感を感じる時。

まず、自分と他人は全く異なることを再認識します。大前提、みんな今までの人生を全く異なった環境で生きてきて、そこから感じ取ったり学んできたことも様々です。当然、価値観や考え方・その伝え方は人それぞれ違うし、私の常識は誰かの非常識です。

他人の言動は自分にとってしっくりこなくて当たり前。「そういう考え方もあるよね」のマインドを持っておくこと。

それでも違和感がぬぐえない、ないしは嫌悪感すら抱いてしまう時。

①離れる
というか、関わらない。必要以上に関わる必要がない相手にだけ使える手ですが。大学のただの知り合いとか、バイト先の人とか。

「そういう考え方もあるよね」の上で離れましょう。そして多少のマウントや嫌味を言われてもは流してあげられる器の大きさを持ちましょう。

②想像する
相手と離れることが出来ない場合。例えばコミュニケーションを取らないといけない職場の人とか、チームメイトとか、きちんと向き合う必要がある人。

そういう人が相手の時、私は相手の事情を想像します。(端的に言ってしまえば「思いやり」なんですが、そんな体のいい言葉で表せるほどピュアな行為ではないので想像、と言っておきます。)

何か嫌味を言われたとき、相手の態度が明らかに悪かったとき。
疲れてるんだろうな、って思います。ここに来る前によくないことがあったのかな、とか、もしかしたら体調悪いのかなって想像します。
(思いやりよりただの心配に近いのかな。でも心配するって思いやりじゃない?)

もちろんどんな理由があっても周りにあたっちゃいけないなんて、分かってるんです。自分の機嫌は自分でとろう、とか。

でも、自分で自分に苛ついたり、物事が思うように進まなかったりして、周りの人への言葉選びや態度まで間違えてしまうことって誰でもあるじゃないですか。

だから、お互い様だなと思って、相手の背景を優しく想像できたらいいと思います。

出来ればここで想像して”あげる”なんて言ってしまうのは避けたい。自分が優しくしてあげてる、思いやってあげてる、と考えてしまうと、いつの日か見返りを求めはじめます。自分が相手を嫌いにならないために、自分のために勝手に想像しているだけなのを忘れないで欲しい。相手はほとんどの場合、あなたが自分のことをどう思ってるかなんて気にしていません。多分ね。


③伝える

それでも許容できないとき、もしくは、本当に相手のためを思ってそういう点を直した方がいいと考えるとき。

自分が違和感を感じている点や直してほしい点を伝えます。ここで大切なのが、言語化力です。
なぜそれを直す必要があるのか、きちんと相手に伝えないといけないんですが、自分の欠点を指摘されている状況で冷静に耳を傾けてくれる人はなかなかいません。それでもなんとか伝わるように、相手立場を想像して多角的に物事を見ることを怠ってはいけないと日々思います。

ちなみに言語化の話はこちら。

④心理的に離れる、ちょっと見下す
最終手段です。持論ですが。
自分の出来る限り全力で伝えたけれど、それでも相手に伝わらなかったとき。聞く耳を持ってくれなかったとき。

他人は変えられませんからね。合わないんだなと諦めて心理的に距離を置きます。それでもその人の言動で自分が心乱されてしまうなら、ちょっと見下します。この人はいつか痛い目を見るんだろうな、とか、視野が狭くて可哀そうな人だな、とか。

それは人としてよくないって思いますよね。でも私は私の心を守ること以上に大切なことは無いので、今のところ見つけている対処法はこれです。


次、

人を好きで居続ける方法

対象は、親友、家族、恋人とか自分がその人との関係を長く続かせたいと思う人。
人を嫌いにならない方法+αって感じです。

①違和感を飲み込みすぎない
相手のことを好きでいたい思いが強いと、ちょっとした違和感は自分が我慢すればいいとか気のせいかなと思って流してしまうんですよね。

でもその違和感は後々効いてきて、結局好きで居られなくなってしまう。だから早めに違和感の芽を摘んでおいた方がいいのかな、と思います。

違和感をきちんと相手に伝えて、解消するなり理解するなり、何か対策を取っておくべきだと思います。

②好きなところを見つける
上に書いた想像力の話と繋がってくるんですが、相手の行動から気持ちを汲み取る努力をします。

例えば、友達が旅行に行ってお土産を買ってきてくれたとか、プレゼントをくれたとか。
「モノをくれた」っていう表面的な事実の後ろに、旅先でわざわざ自分を思い出してくれたことや何をプレゼントしたらいいかを考えてくれた、わざわざ買いに行ってくれたっていう表面には見えない事実があって。
そう想像していくうちに相手のことがもっと好きになるし、相手のやさしさや思いやり、心遣いにより気づけるんじゃないかなと思います。

あと、ちょっと変わってきますが恋人が5分しか電話してくれなかった!って怒るより、忙しいのに5分でも時間を作ってくれたんだなと思った方がHAPPYです。ポジティブにいこう。

ほんのり都合のいい女のにおいがしますね、このあたりの優しさの使い分けは気をつけたいところ。


正直、恋愛なんてそんな簡単にうまくいくわけはないんですが、対人関係においてその人を好きで居ようと決心して、それを継続させるためのマインドとしてはこんな意識を持ってみるといいかもなって思います。

どんな相手でも、ただ「好き」なだけで関係を続かせるのって難しい。
21のガキが何わかったような口きいてんのって話ですが。若いね。


ここまでが今日の本題でした。
まあ結局のところ人の気持ちって流動的で、絶対にうまくいく対人関係のコツなんてないんですよね。人として経験を積むのみ。成長しよう。

余談ですが、最近やたら長く記事を書いてしまいます。どう書いたら自分の考えを表現できるか言語化に悩んで、むしろ回りくどくて伝わりにくい文章になってしまっているのかも。

簡易で分かりやすい文章を書けるようになりたいなあ。

ここまで読んでくれた人、どうもありがとう。
またね。


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