#7 【勉強】の話
ページを開いてくれてありがとう。どうも、なとまきです。
今日は勉強の話。まず、勉強ってなんでしょう?
ググります。
知らなかった意味が多くてびっくり。
①努力をして困難に立ち向かう、っていいですね。
②は漢字を考えたら理解できる気がする。
「勉めて強いる」っていう。
私たちが普段使うのは③の意味が多いと思います。学ぶという意味。Learningですね。
④は初耳。
この用法は江戸時代から使われていて、③よりも古い使い方だそう。
明治時代以降、知識を得るために努力することが美徳とされるようになったことから「勉強」が「学習」と同じ意味で使われるようになったのだとか。
努力を美徳とする価値観自体はきっともっと昔からあったんだろうけど、その時代は身分ごとによしとされる努力の対象が違ったんだろうなあと思う。武士は鍛錬をすべき、商人は商売を、農民は農作業を、みたいな。
努力の対象が「知識」に決定的に向いたのが明治時代以降ってことでしょうか。
ま、いろいろあるけどここでは③の意味をメインに考えていこうと思います。
ここまでが余談。
勉強、好きです。
というか、机に向かってテキストを開いて、新しい知識を身につけるというインプットの仕方が自分にとても合っていると感じます。
というのも、私はいわゆるコミュ障で人と関わること自体になんだかんだ苦手意識が強い。かつ内向的で頭でっかちに考えすぎてしまったり、一人反省会をしすぎてしまったり。
(あっでもいつも関わってくれる周りの人たちはみんな大好き、こんな私と仲良くしてくれることに大感謝の日々です♡)
そんな自分にとって勉強っていうのが一番手軽な自己実現の手段なわけです。
この記事では、その理由と上で書いた「知識のインプット」以外で気が付いた勉強することのメリットを書いていこうと思います。
勉強が好きな理由ー①自分でコントロールできるから
勉強ってある程度一人で頑張るものだと思うんです。
もちろん、同じ目標を持つ仲間と励まし合ったり知識のある人に教えを乞うたり、他者と関わることはあるんですが、結局勉強をするのは自分以外の誰でもない。
てことは、頑張り方、もっというなれば勉強の目標設定や実際の進捗、勉強以外の私生活との兼ね合いはすべて自分の手の内にあるわけで。で、その目標が実際には達成できなかったとしても、その原因は自分にあるから割と迅速に改善できるんですよね。
不確定要素が少ないって言うのかな。これが私が勉強が好きな理由の一つ目。
勉強が好きな理由ー②勉強してる自分は最高
こんなことを言ってしまうのもなんだか悔しいんですが、「頑張る=偉い」みたいな等式が私の中で確立されてしまっているんですね。
目標があるなら適切な努力をするのは普通のことだから褒めることじゃないよ、とか、逆に、今日も朝起きて学校行っただけで偉い!私って天才!とか何をしたら「偉い」の称号がもらえるのかは本当に考え方次第だと思うので、これを読んでくれてる人にこの等式が適用されるのかは保証しませんが。
ダイエットしたり旅行に行ったり尊敬できる人と会ったり、たーくさんある自分を高める手段の一つが私にとっては勉強なんです。自己肯定感アゲ↝↝て感じ。
勉強が好きな理由ー③正解があるから
自分の得意なこと、苦手なこと、今まで何度も考えてきたんですが、普遍的に言ってしまえば「わからない」ことが苦手です。
他者の気持ちなんて実際のところわからないし、問題が改善できる見込みのないまま放置されている状況とか、どうしたらいいのかわからなくて不安でしょうがない。
1から10まで把握できることの方が少ないこの世の中で、絶対に正解があって、解き方まで教えてくれる「勉強」は数少ない安心できる領域だなと感じます。
以上3つが主に私が勉強が好きな理由です。
次、やっていくうちに気が付いた勉強することのメリット。
勉強のメリットー①自己理解が深まる
勉強するぞ!って意気込んでからそれなりの結果が出るまでの試行錯誤の部分に、その人らしさが出ると思います。
例えば、自分で立てた計画を完璧に遂行できる人もいれば、計画倒れして三日坊主になりがちな人とか。ちなみに私は圧倒的後者です。てへ。
別に三日坊主でもいいじゃないですか。私は頑張ろうとしたその心意気にまず100点をあげたいし、自分にどういう傾向があるか知れたこと自体が一歩前進だと思う。そのあとにそんな自分でもできるような計画の立て方や勉強法を確立していけばいいんです。
そうやって試行錯誤していくうちに、勉強に限らず自分自身や自分に合った物事の進め方がわかるようになる。これが勉強のメリットだと思います。
勉強のメリットー②自信がつく
①に続く話にはなるんですが、自信って自分で決めたことをやり切った経験が積み重なって生まれるものだと思うんです。
春学期の授業内で紹介された思想の中に「自尊」っていうのがありました。ざっくり説明すると、
っていう。ちなみにこれを唱えたのは功利主義で有名なベンサム。
最近、ネットでもメディアでも自己肯定感が大事だとかやたら言われてる中で、そりゃそうだろって思うような説明なんですが、実は18世紀の学者でさえわざわざ論文でこんなこと言ってるんです。
「自尊が大事」って当たり前なようで実はみんな出来ていなくて、だからこそベンサムもその重要性を唱えたんじゃないかなって思います。
勉強はこの自尊の感情を高めるのにとても有用な手段だと思います。
おすすめ。
勉強のデメリットーなくない?
メリットを挙げたならデメリットも挙げなくちゃ、という着眼点ですが、あまり浮かびません。
取りたい資格や学びたい教材によってはお金がかかるとか、シンプルに面倒だということでしょうか。(ただし前者はあくまで勉強の、ではなくその資格のデメリットですね。)
勉強は適切な努力をすれば絶対に結果が出るものだと思うので、上記のメリットを凌駕するほどのデメリットはあまり見つけられませんでした。
でも「めんどくさい」って結構存在感のある理由だよね。わかる。
私がこの記事を書いてるのも、実は最近めんどくささに負けて思ったように資格の勉強が進んでいないからです。
自分の中でこうやって勉強する理由を再認識して、またモチベーション上げて頑張ろうと思います。
ここまで読んでくれた人、どうもありがとう。
今日もみんな頑張ってて偉い! またね。
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