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角田騎手の不祥事について


角田大河騎手が、函館競馬場の馬場内に自ら運転する車で侵入し、走行して芝コースを損傷させたとの事で、JRAのHPに「損傷させた事実が判明しました」と騎乗停止の説明が書かれていました。

8月1日の20時30分頃に函館競馬場内のガードマン室に、芝コース内を自動車が走行していると連絡が入り、ゴール前で停車させたところ角田河が運転し、同乗者が1人いたことが発覚したようです。

向正面を左回りにゴールに向かって走っていたようで、函館コースを逆走していたことになります。

角田騎手はターフに侵入した理由を聞かれ、「(同日、市内で開催されていた)花火大会を鑑賞したかったから」とのこと。

通常では考えられない行為に、「飲酒」疑惑も出たようですが、JRAからは、自動車で侵入して芝コースを損傷させた行為について「重大な非行」があったとだけ指摘し、8月3日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分にしたと発表されました。

この後、角田騎手が行方不明という情報が回り、競馬関係者の間で角田が「電車と接触事故を起こしたのではないか」という情報が広がりました。
これは角田の処分が発表される1時間ほど前の2日午後3時過ぎ、札幌市内の駅構内で20代男性の死亡事故が発生し、報道もされている事から憶測が独り歩きした格好ですが、現在は軟禁状態で謹慎中との情報が上書きされています。

角田騎手の父は現調教師の角田晃一元騎手で、ヒシミラクルで宝塚記念を制した際に大きなニュースとなりました。

2003年の第44回宝塚記念の前日。角田晃一騎手(現調教師)は知り合いのエージェントに阪神競馬場で「前日発売で晃一の馬(ヒシミラクル)が1番人気になってるぞ」と声をかけられ「えっ、ウソ?」とビックリしたといいます。

これはウインズ新橋で安田記念の払戻金1222万円をそのままヒシミラクルの単勝にオールインした「ミラクルおじさん」の仕業で、結局はレース前にはヒシミラクルの単勝は6番人気の16.3倍となりましたが、見事ヒシミラクルがクビ差で1着となり、ミラクルおじさんが手にした払戻金は1億9918万6000円となりました。

角田大河騎手の話に戻して、同騎手は昨年5月にスマホの不適切使用で30日間の騎乗停止を受けており、2年連続2回目の不祥事となりました。


単勝回収率が高くて実力のある騎手だけに、目立つなら父のようにビッグレースで結果を出して目立ってもらいたいと思います。