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2024.7.19 セミナー受講

今日は、先日微動探査でお世話になりました
株式会社Be-Doの戸成さんからの紹介いただきました
能登半島地震による家屋・地盤被害の実態と題した
セミナーを受講しました。

新聞や報道などで、能登半島地震の被害を見聞きしておりましたが、
実際に調査に行かれた方の話聞き、写真を見させていただきましたが
予想以上に被害が大きい事に驚きました。

被害が大きくなった原因の一つに
2007年に起きた地震で、建物の一部が損傷していたことが考えられるそうで、建物の見た目からはわからない部分がダメージを受けており
今回の地震で耐えきれなくなり倒壊した建物もあったそうです。

福島県内の建物の多くは、東日本大震災を経験しています。
その際に見えない部分へのダメージの蓄積は
少なからずあると考えておいた方が安全かと思います。

実際の建物の耐震性能の把握については、
建築当時の設計図書の確認と
先日弊社でも実施した微動探査による測定が有効だと考えます。

気になる方がいらっしゃいましたら
お問い合わせいただければ幸いです。

今日のセミナーの中で、エピソードとして紹介されていたのですが、
被害が大きかった地域において
周りの建物が傾きや倒壊などの損傷を受けている中
損傷を受けずに残っていた建物があったそうです。
その建物のお施主様に話を聞くと
4年ほど前にリフォームをされたそうで、
その際は耐震補強リフォームという事ではなく、
一般的なリフォーム工事を行ったとの事、
しかし、地震被害がなかったので気になり
リフォーム工事を依頼した工務店に問い合わせたところ
リフォーム工事中に耐震性が低い事が気になり
お施主様に伝えることなく、耐震補強工事を行いましたとの事で
いたく感動したとの話がありました。

素晴らしいですね。

又、そのくらい当たり前に我々工事会社が意識しなければいけないのが
建物の耐震性だと思います。

我々建築会社が提供する住まいは
暮らしの安全を守るものでなければいけないと考えます。
ひつでも地震での被害が減る事を祈って
日々の仕事に取り組んでいきます。

その他も、盛沢山な内容のセミナーでしたので
別の機会に紹介できればと思います。


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