ぐっと来たニュース

あちこちオードリーで、アルピーと、シソンヌ長谷川と、鬼越トマホークがこのテーマで話してたから、僕にとって何がぐっと来たニュースなのかなって考えてた。しかし中々思いつかない。僕にとって、数多あるニュースは、大抵嫌な気分になるやつばっかだ。またこんな事かととか、まだこんな奴いるのかよとか、見下す系があるかと思えば、まだお前は凄いのかよとか、まだお前は大偉業を成し遂げるのかよというような、自分には到底及ばない程の才能を持ってて、コソコソどこかで努力をしてるんだなっていう肩を落とす系ばかりだからだ。どちらのニュースも嫌いだ。見下す系があるからと言って、下には下がいるなと安心したいほど気持ちが腐ってるわけではないし、けれども、他人がみるみる力をつけて活躍していくさまを手放しに祝福できるほど器が大きいわけではないのだ。ただこんなことを言うのは大変失礼だと分かっているが、偉業を達成し続けているスポーツ選手をのぞいて、スポーツ選手に関しては僕は見下せてしまう。なぜなら彼らは短命だから。三浦知良とかあぁいう化け物は別だが、基本スポーツ選手は三十歳くらいでもう引退してしまう。速い、速すぎる。彼らはその後の人生をどう送っていくつもりなのだろうか。スポーツ選手は、世の中でかなりの市民権を得ているように感じる。けれども、スポーツの世界は残酷すぎるほどに使い捨てだ。活躍できなくなったら即ポイだ。ポイされても、腐っても鯛みたいな拾い方はしてくれない。してもせいぜい、指示を出す側。Brain側だ。ポイされたらその後どうするのか。引退する年齢である三十歳くらいになると、中々厳しいだろうに。するとやはり路頭に迷うのではないか。そんな思いが、彼らを見てて思う。そう思い始めると、素直にスポーツ観戦が出来なくなってくる。儚い…

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