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知っておきたい子どものこと#17おうちで性教育PART2思春期女子編

初潮(生理)のこと

初めての月経は10~16歳。平均すると12歳で生理が始まることが多いようです。親がそのことを知った時に動揺すると、子どもは更に不安になります。子どもの不安な気持ちをしっかりと受けとめ,「びっくりしたよね」「おとなの体になってよかったね」などと声がけしましょう。そうすれば子どもは安心して自分の体の変化を受けとめられるようになります。

生理の説明 例

「女の子のお腹のなかには、子宮という赤ちゃんを育てる専用の袋(お部屋)があって、体が成長して赤ちゃんを産めるようになると子宮のなかで赤ちゃんを迎える準備として、フカフカのベッドのようなもの(子宮内膜)を毎月用意するの。そのベッドがいらなくなってはがれて外に出るのが月経(生理)だよ。はがれる時に血も一緒に出るけど、怖がらなくて大丈夫だよ。」

生理の時は不安定

生理の前後には、生理痛や貧血、PMS(月経前症候群)などでイライラして落ち込むこともあります。とにかく、お腹を温めて、無理せずに横になり、リラックスさせてあげることが大切です。つらそうにしているときには婦人科を受診して痛み止めなど必要な薬を処方してもらうようアドバイスしましょう。婦人科、産婦人科は何歳でも受診できます。

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