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多摩川の生き物とヒト その204 番外 積水ハウスのイベント参加と     渡良瀬遊水地へ      ‘24/2/17

我が家のハウスメーカーの「家に帰れば積水ハウス~」が一応、先進的に作ったと言う古河の住宅展示場において、イベントが行われるという事でノコノコと出かけた。美味しい弁当とタンブラーに目がくらんだ。
16号線を北上し、栃木県の古河市にある展示場に向かった。古河市では道の両側が巨大な積水ハウスの工場になっていて、その傍らにいろいろな仕様がある住宅展示場があった。その一つを案内していただき、勧められたのは甲斐駒ケ岳の麓に建てると良いと思う、広い、平屋風の別荘みたいな住宅。ストーブがあり、薪ではなく、エタノールを使っていて、CO2やすすが出ない。エタノールが切れても、勿体ないが、テキーラでも代用できそう。中2階の居間や昔のみそ蔵みたいに梅酒などを置ける部屋や趣味として機織り機などが使える部屋があった。贅沢な家で、メンテナンスや税金が高そう。
他に高齢者向けの平屋があったが、家が広すぎ、実用的ではない。モデルルームも良いが、我が家も小さいながらも、書斎があり、掃除用具などはクーロゼットに収納できるなど、住みやすい。このように、大手の住宅メーカは住宅展示会をたびたび、開いているので、その分、支払代金も高くなるだろうと思った。また、これから人口減少に伴い、若者は家を持てなくなり、また、家を持つ必要もないと思う。家が欲しければ、今ある家をリノベーションしていけばいい。空き家問題のように使われなくなった家の需要は十分にある。これから、ハウスメーカは人口減少などにどのように対応していくのだろうか。余計な考えを持ってしまった。
美味しい昼食を食べ、タンブラーやクッキーをいただいて渡良瀬遊水地へ。
渡良瀬遊水地を訪れるのは2回目だが、広々としていて日本離れをしている。

渡良瀬遊水地。ハート形をしている。
広大なアシ原が広がる。
樹林も点在している。
渡良瀬遊水地の前は谷中村。強制的に村を潰した歴史を忘れてはいけない。公権力は権力を生かし、成田やダムなどで、人々の生活を奪ってきた。
ラクウショウのつぼみ。
昨年のカラスの巣。

駐車場付近で目当てのベニマシコを捜す。シジュウカラコゲラは目に入り、地面にはツグミムクドリはいるが、ベニマシコは見当たらない。板倉川に出る。カモ達は遠く、先ほど通った道の駅かぞわたらせから見た方が順光で、近くなり、見やすいと思う。
アシ原へと移動すると、タカ類が隠れている雰囲気。しかし、飛び出したのはキジバトだった。すると、上空に外来種のコウノトリが6羽ぐらい集まり、カチカチと口ばしを鳴らし、戯れている。
足先にはホトケノザが満開で赤いじゅうたんとなっていて、春の速い訪れを伝えている。

樹々に、良く、カワラヒワなどが飛んでくる。しかし、目当てのベニマシコはいなかった。
左の藪にタカ類が隠れていると思った。
現れた外来種のコウノトリ。近くにある聖火台みたいな繁殖ポストで巣作りをする。この外来種はトキと同じようになぜか、歓迎される。
河端から道の駅かぞ方面を見る。カモ達は遠く、しかも、逆光で見ずらい。
川幅も広い。

着いたのが3時頃で、もう、閉門の4時近くになり、早々に切り上げた。今度は難しいが、朝早くに来て、また、自転車も積んで、遊水地を走ってみたい。

游水地に夕暮れが迫る。

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