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多摩川の生き物とヒト その212 水系 所沢市 金仙寺へ      ‘24/4/11

シダレザラで有名な所沢市郊外にある金仙寺(こんせんじ)へ。妻がコロナ明けでリハビリも兼ねている。
金仙寺脇の急坂をグ~ィと上り、金仙寺へ。階段を避け、脇から入る。途中には花壇があり、コボレ種から大きくなったビオラやムスカリなどがきれいに咲いている。隣にある墓も花に囲まれている。花に囲まれた所に眠りたいと一致する。
少し、歩くと金仙寺の境内へ。シダレザクラはすでに満開が過ぎ、花がチラホラだけしかなく、すでに葉桜の状態。それにしても、シダレザクラは平屋のお寺よりも、はるかに大きく、立派である。

樹齢150年と言われるシダレザクラ。
花は散っていた。
境内入り口にあったカラタネオガタマ。バナナみたいな匂いがする。
金山寺の庭。花の寺と謳うだけに多くの花がある。
エリスロニウム またはキバナカタクリと言われている。北アメリカ原産。フジも黄色で、アメリカには黄色い種が多い。
カタクリ。早春に開花のため、もう実を着けている。

寺の前の庭に進むと、バイモユリ、キバナカタクリ、ハナニラなどが咲き、カタクリは実になっていた。近くの保育園の園児たちが散歩に来ていた。これから、歩いて、また、園に帰るそうである。バイバイをして別れる。
シキミがあり、面白い花を着けている。中華材料の八角に似た果実は猛毒だが、食べる人はいないと思う。

シキミ。シキミ科と言う1科1属だったが、マツブサ科になった。原始的な植物。
きれいな花を着けるが、実は猛毒。悪しき実から付いたと言われる。
ニリンソウ。

参道の階段脇にもニリンソウなどの花々が咲いている。一段と高い金仙寺から見ると、狭山丘陵の新緑が美しく、眩しい。
また、金仙寺よりも奥に行くと、トトロの舞台になったクスノキの大木やブドウ屋さんもある。
もう少し、落ち着いたら、また出かけてみたい。

今年(2024年)は普通になったソメイヨシノ。丘陵は新緑に包まれている。

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