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あすなろの木の憂鬱
あすなろの木の葉は、石川県で「あての葉」と呼ばれるらしいです。「あての葉」を財布に入れると、「あてにしてないお金=予期せぬお金」が入るという言い伝えもあるんだとか。
さっそく財布の中に入れてしまう私……
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なろうなろう、明日なろう
そういえば、ふと思い出したことがあります。そこで、あすなろの木は「明日なろう、ヒノキになろう」としているのだと、亡くなったばあちゃんが教えてくれました。あすなろの葉はヒノキの葉に似ているらしいのです。
確かに両者の木は似ていますが、あすなろがヒノキになることは永遠に不可能です。
ふとこのストーリーを、自分の仕事に置き換えてしまいました。
あすなろの木の寓話から考えてしまうこと
私は顧客のために、努力して勉強して、でも職場で認められることはありません。一方、まったく努力をしなくても、上司に取り入るのが上手な同僚は評価が高いわけです。
正直、努力が報われないのは悔しいです。顧客には喜ばれていますが。
まさに、ヒノキになれないあすなろの木と同じなのです。どんなにヒノキにあこがれても、いつかヒノキになろうと夢見ても、実現することはなさそうです。
私の場合は……
ヒノキになるのをあきらめて、努力をやめてしまうのか、ヒノキにあこがれつづけるあすなろの木のまま、ひたすら努力を続けるのか……
私の考えは……
あすなろの木のままで良いと思っています。
つまり……
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