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TSS とか CTL の落とし穴について~3/3

これまでに述べたように、TSS や CTL はトレーニング管理、 コンディショニングに心許ないと考えている。
それらに頼らず強くなるためにはどうするのがいいか、 自分の今後の取組みを整理した。

4、【ヒトのTBM と CBM】
機械モノ、設備の管理に関する考え方に、 「時間基準保全企」 と 「状態監視保企」 それぞれ「TBM(Time Based Maintenance)」,「CBM(Condition Based Maintenance) 」のがある。

むちゃくちゃ端折って乱暴にいうと、 これだけ使ったから取り替えようがTBM、不調の兆しがあるから取り替えようが CBM である。どちらが優れているというのはなくて適材適所だし、 どちらかだけでやるということも
ない。
ただセンシングが発達して後者が採用されるケースが増えている。

これはヒトのコンディショニングの考え方でも参考になるので、 興味のある人はディグってみて欲しい。
これを簡単にヒトに当てはめれば、 TSS や CTL でどれだけトレーニングしたから休もうが TBM 的、心拍の出方や入眠不良などで兆-sign-※を見逃さないようにするのがCBM 的と言える。 どちらが優れているというのはなくて適材適所だし、 どちらかだけでやるということもない。

CBM において重要なことはバラメータの揺らぎなのか異常なのか、 基準を適切に把握しておくことと、「異常があれば止める」 ことだという。
止める勇気、これはヒトのトレーニングにも言えるのではないだろうか。

(※損言者ピッピってもう完結しないのかなぁ ( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )本文全然関係なし)

5,【やったことより出来ること】
個人的に自分のパフォーマンスを確認するのが苦手である。
やらなければならないとは思っているし、 ZWIFT でテストをするし、定期的にスポーツ科学センターでフィジカルテストを受けていた時期もある。

でも、今出来ることが解ってしまうと天井を作るような気がして、 避けがちである。

しかし、自転車で強くなるのであれば期間を区切って「出来るようになること」 を設定、状態監視保全-CBM-的に向上を確認しつつ、その期間内に「出来るようになったか」 にきちんと向き合わなければならない。
練習した気になって、 効果のないことをしてしまわないように。

6,【明日の常識をつくる】
見てきた物や聞いた事· いままで覚えた全部·でたらめだったら、、、いやいやそれは面白くなんてなくて大変なことである。
しかし 「強い人がやっているというから、“権威”やメディアが言うからといって迎合してはいけない」と、目の前でチ○コ丸出しで歌う甲本ヒロトに、当時9歳の私はそう受け取った。今もその姿とメッセージは強烈に頭に刻まれている。

その時から、なんでも鵜呑みにせず真実を求め続けることが自分のポリシーである。
高橋憲昭氏(aka掟ポルシェ) も 「一人の男の非常識が、 明日の常識を創っていくんだよ」と説教をたれているが、 まったくその通りである。

いま、HRV(心拍変動) を用いたコンディショニングが期待されている。 個人的には一時期これを用いて朝にチェックしていたが、 いまいち有効性を見出すことが出来なかった。
しかし、これから多くの知見が積み重なることで有効な活用法が生み出されるのではないか、と考えている。

また、現在私はヘモグロビン値に期待しており、 検証しているところである。
もともと自分は貧血ギリギリで 「ああ、 エポ使いたいなぁ、 でもドーピングパンダも解散しちゃったからなぁ」 と思うようなスペックであり、血圧も低い。
それもあって、これまでの健康診断結果からへモグロピン値はコンディションに直結するのではないか、 と考えている。
なお、慢性貧血と疲労感の相関はエビデンスもしっかりあるものだが、ヘモグロビン値の相対的な変動と運動性の疲労との関係はまだまだエビデンスが殆どない状況である。
しかし、エビデンスを待っていては他者に先んじることは出来ない。

自分で仮説を立て検証するものが居て、明日の常識が創られるのだと思う。

99, 【まとめ)
ということで、、、今までのこの記事の内容は全部でたらめである。 知らんけど。

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