療養中の自分の声を録音してみて

12月末に心療内科を受診し,1月初旬にうつ病と診断。1月中旬から休職し,療養生活が始まりました。
でも,仕事しながら通信制大学にも通っており,1月中旬の卒論提出,1月末の研究発表を済ませれば卒業でしたし,前向きに取り組めていたので,医師の許可をもらって,こちらは休まず継続させてもらいました。
午前中は寝て,午後も寝て,夕方から発表準備といった生活。仕事を気にせずマイペースで進められたのは,とても有難かったし,大学のゼミは,精神的な大きな支えでした。成果が自分でも実感でき,好意的なフィードバックを得られる。仕事で下がりまくっていた自己肯定感がここでは維持できました。

声の張りの変化

1月中旬から毎日のように,自分の発表を録音して,制限時間に収まるように練習していました。
録音した自分の声を聞いてみると,弱々しい声で,とても自信なさそうに聞こえます。仕事していたときに,「会議で自信なさげに話すから,周囲から突っ込まれるんだ。資料に書いてあることを読めばいいから,もっと自信もって話せ」と何度も言われていました。確かに,そうアドバイスしたくなる声だ。
それが,日が経つにつれ声に張りが戻り,本番前には,別人のような話っぷりになれました。練習の効果があるとはいえ,気持ちもあがってきたので,病状も回復してきたのだと思います。
2月初旬に職場の上長と電話で話したときに,声が元気になってきたね,と言われました。同じように話しているつもりでも,違うのですね。
声だけでも随分,違うのだから,表情も違うのだと思います。暗い表情を家族に見せていたのかと思うと,申し訳ない気がしてきます。

投薬治療

なるべく薬には頼りたくないという私の希望もあってか,抗うつ剤は用いず,抗不安剤1錠が処方されました。
薬の効用があってか,とにかく眠い。いくらでも寝られる。動きたい気持ちがあっても,昼寝しちゃくなっちゃう。
2月初旬に医師から薬の量を減らしましょうと,半錠の処方になりました。それからは,昼寝せずに,過ごせるようになりました。

と,薬の量が減り,生活リズムも整ってきました。
やりたいことも増えてきて,もう大丈夫かも,という根拠のない自信も生まれてきました。
で,2月中旬,3月から復職OKの診断書が出ました。これで,復職かー!と思ったら,復職の壁は厚かった。。
これは,次回に。



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