君と生きる 第8章

第8章
猫との出会い
私が、リンと出会ったのはリンがまだ生後数ヶ月でペットショップに売りに出されていたのを見たのだ。綺麗な顔立ちの美しい猫だった。私も人生で初めてロシアンブルーと言う血統をペットショップで見た。犬派だった私は飼うなら綺麗な顔立ちの美しいロシアンブルーがいいな。とその生後数ヶ月のロシアンブルーを見てふと思った。しかし私はその日、猫を見ただけで、帰宅してしばらくは猫のことなど忘れていた。何ヵ月も月日が経ち、また再びペットショップへと立ち寄った時に、生後5ヶ月の綺麗な顔立ちのロシアンブルーがガラスケースではなく、ケージに出されていて、ご自由に触って下さい。と書いてあった。もしかしたら?何ヵ月も前に見た、あの綺麗な顔立ちの美しいロシアンブルーかもしれないと思いペットショップの方に聞いた。やはりあの時の売れ残りの猫だった。ずっとペットショップにいるし、ここ1ヶ月はケージにいるから、人間不振の子で、なかなか心を開かないかもしれません。とも言われたが、私もあまり人間が好きではないし、猫を飼うのは初めてだったし、日中は仕事もあるから人間不振の子で、ある程度成長していて、少し距離感があるくらいが丁度良いと考えて。綺麗な顔立ちの猫を向かい入れることにした。

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