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未来を追うべからず




今この時代を生きていると、多くの人が、未来へ向かって歩いているかと思う。





夢を持て。




お前は何になりたい?




どこへ向かっている?





そんな問いを、投げかけられて育った私達の頭は、いつしか、今ここの安らぎを忘れて、どこか遠くにある幸せを追い求めるようにして、今を生きるようになっていった。





医者になったら、私は幸せになれる





歌手になって有名になったら私は幸せだ





ステキなパートナーと出会って、結婚して子供ができたら、私は幸せだ





だから、今は未来のために勉強しよう。





だから今は、未来のために苦労して、努力して、練習しよう。





だから今は自分を磨いて、素敵な出会いを探しに行こう。





そんなふうにして、未来に得られるかもしれないなにかのために、私達は今を過ごしている。





まるで、今が、道半ばであるかのように、私達は生きている。





そんな生き方が、悪いのか、いいのかは、僕は知らない。





良いも悪いもないというのが答えであろう。答えがないのが答えであろう。





でも、未来のための今を生きるというのは、とてももったいないことのように、僕は思うのだ。





あなたは、未来に設定したそれを叶えることで、何を望んでいる?





歌手になることで、何を望んでいる?





よく見てごらん?












あなたが欲しいもの。それは「幸せ」ではないだろうか。






心の安らぎや、自分への満足感や、喜びや、生きている素晴らしさ






ではないだろうか。






多くの人は、目的地に達することができれば、幸せだと、思い込んでいる。






でも、それだったら、今はどうなる?






もし10年後に目的地にいくことができたとして、その間の10年間は?





幸せで在れないということだろうか?





それって、もったいなくないか?と思うのです。






事実として、目的地にいかなくとも、今ここで、幸せは感じられる。





あなたが、私が本当に欲している「幸せ」や「安らぎ」は、すでにいままここに用意されている。





これは紛れもない事実だ。





なぜそっちを先に取らない?





なぜわざわざ未来にそれをお預けする?




今ここにある幸せや、ヒビの中にあるありがたいもの、満ち足りているもの。





それを拾い上げるように、それを大切に生きてみると、幸せでいるために、特別なことは必要ないんだなって気づく。





それを大切に、今を大切に生きていると、本当に、魂が望んでいる向かってみたい場所だったり、魂がやりたがっていることが見えてきたりする。




そしたら、どこに向かうでもなく、そのやりたいことをやればいい。





今の安らぎを大切にしながら、言ってみたい場所に行けばいい。





ただ、今すでにゴールにいるということを忘れてはならない。





いつだって、私達は満たされているということを忘れてはならない。





そうやって生きるときだけ、この世界は天国になるだろう。





僕は、そのように生きていこうと思う。






今日はそんなお話でした〜。







最後まで読んでくれた方も、ちょっとだけ読んでくれた方も、ありがとうございます。





これからも、自分のペースで、いろんなことを表現していきたいと思います。




じゃあ、また、次の記事で。




良い一日を!






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