『雨上がりの街』 ♤ 時にはパステル画など ♤
いつもnoteの記事に添えるのはペンと淡彩の軽いタッチで描くイラストだ。
しかし、noteにはあまり登場したことのないパステル画もたまには虫干ししてやりたい。
時間はとらないので、少しの間おつき合い頂けると嬉しい (^3^)
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雨の中、郊外(というより山間部)にあるカフェ・レストランに車で出かけた。
食事の後、マスターにお願いして二階の窓辺に席を借り、大きめのサイズの画用紙と48色入りのハードパステルを広げて何枚か絵を描くことにした。
小高いカフェの窓の外には、雨に煙る山あいの集落の田園風景が広がっている。
しかし、うら寂しい風景を描く気分ではないので、晴れた日の長閑な《心象風景》として再構成することに決める。
写実にこだわろうとする性を振り払い、山も民家も倉庫もすべて明るいブルーで統一してハッピーな雰囲気に仕立てた。
( この絵はマスターに差し上げたので、手元には画像として残っているだけだ)
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ガスに煙る雨上がりの街…
30年以上住み慣れた団地。
自分が暮らす街などは見飽きているので、普通はあらためて絵に描こうとは思わない。
だが、標高150〜200mの小高い場所にあって三方を山に囲まれた街なので、季節やその日の天候よって様相や風情が大きく変わる。
見慣れた《日常》と思っていたものが実は《非日常》的存在だったことに気づいた時、それを絵に描き留めたいという想いが湧いてくる。
(この絵も団地の町内会長さんに差し上げたが、その後の絵の行方を尋ねる度胸はない =_=)