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亀甲池。

竜源橋駐車場に車を停める。
北八ヶ岳の登山口のひとつ竜源橋、マイナーな登山口である。駐車スペースは約5台。
ここを起点に蓼科山、北横岳、双子山の登山や双子池、亀甲池の池巡り等遊び方の多い登山口である。

竜源橋登山口

8月の記憶

天気はくもり。日付は8月9日。
今日の計画は亀甲池を経由しての北横岳往復登山である。
スタートから傾斜のある登山道を登っていく、森の中は無風。8月のこの時期標高の高い北八ヶ岳であっても登山中は暑い。休憩回数、水分をいつも以上にとり登っていく。
登り始めて約50分、天祥寺原の端の平へと到着。登山道のすぐ横に水の無い川があり行ってみる。滝の湯川の上流である。
登山道に戻り歩きだす、少し進むと苔むした岩の森がある。ひんやりと冷たい風が吹いている、風穴がいくつもあると思われるこの場所はいつ来ても涼しい。というより夏でも寒いくらいである。

川床
大雨直後は川になる


風穴がある苔と岩の森

天祥寺原へ

平坦となった笹原を歩いて行く。カラマツと笹の道を軽快に。天気が良ければ蓼科山、北横周辺の展望が良い場所だが今日はガスがかかって残念ながら見れない。蓼科山の分岐を超えてしばらく歩くと天祥寺原到着。

天祥寺原
笹の道

亀甲池

天祥寺原の分岐を亀甲池方面へ。谷筋を歩いて行くのだがこの谷筋はなかなか面白い、北側に無名峰2120m、南に北横岳からの斜面。北側は間隔の空いたカラマツと笹、南は岩の上にコメツガ等針葉樹の密林。おそらくはより新しい北横側の溶岩の影響と思われるがこんな推測をしながらの山歩きも楽しいものだ。
やがて小さな峠を超えると視界の先に平らな場所が。亀甲池に到着。

亀甲池
例年より少ない水量


2020年7月梅雨の大雨後の亀甲池

亀甲池は水源を持たない雨水の池、年や季節により水量は大きく異なる。過去の記憶を楽しみながらの亀甲池訪問。

亀甲池から北横岳へ

続く

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