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おうちごはんがもっと美味しくなる!プロ直伝のお米の炊き方

米不足ということもあってか、近所の方から新米を頂きました。故郷から送られてきたそうです。有難く頂いて、炊いてみました。せっかくのお米ですから美味しく食べたいですよね。今日は改めてお米の炊き方について、プロ(先生)に習ったことも含めて綴ります。

1. お米の炊き方、あなたはどっち?鍋と炊飯器を徹底比較!

お米を炊く方法は、大きく分けて「鍋で炊く」と「炊飯器で炊く」の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、好みやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

  • 鍋で炊くメリット

    • 香りの良さ: 炊飯器よりも香りが強く、お米本来の味を楽しめます。

    • ふっくら感: 一粒一粒がふっくらと炊き上がり、口の中で粒感が楽しめます。

    • 火加減の調整: 火加減を調整することで、お好みの硬さに炊き上げることができます。お焦げも簡単に作れます!

    • 炊き始めてからは早い:鍋に火をつけると、あっと言う間に炊き上がります。トータル時間は炊飯器より少し早いでしょう(炊飯器の早炊きモードにすると同じくらい)

  • 炊飯器で炊くメリット

    • 手軽さ: 火加減を気にせず、ボタン一つで簡単に炊ける。

    • タイマー機能: 出かける前にセットしておけば、帰宅時にアツアツのご飯が食べられる。

    • 保温機能: 炊きあがったご飯を長時間保温できる。とはいうものの、炊飯器での保温はお勧めしません(美味しさが半減します)。炊けたら、お櫃に移しての保管、すぐに食べないようであれば冷凍しましょう。
      こういうと、「お櫃ってなあに?」と言う方がおられますが、 炊きあがった飯を移し入れておく容器のことで、木製や陶器の物があります。旅館などで見かけらたこともあるかもしれません。お櫃に入れていくと、冷めても美味しくいただけるというメリットがあり、昔の人の知恵だなと思います。
      ちなみに、夏場はお櫃に入れてもご飯は傷みやすいので、秋~春に使うものと思って頂くと良いでしょう。

  • それぞれのメリットを活かした炊き方 鍋で炊く場合は、お米の量や種類によって火加減や時間を調整する必要があります。うっかりすると吹きこぼすことも。一方、炊飯器で炊く場合は、お米の種類に合わせたメニューを選ぶだけで、美味しく炊けます。

2. プロが教える!お米を美味しく炊くための基本

お米を美味しく炊くためには、研ぎ方、水加減、火加減など、いくつかのポイントがあります。

  • お米の研ぎ方 お米を研ぐ際は、優しく研ぎすぎないように注意しましょう。研ぎすぎると、お米の表面の栄養分まで洗い流されてしまい、味が落ちてしまいます。最初の1,2回は糠の匂いが米に移ってしまうので素早く、3,4回目は拝み洗い(両手でお米を挟んで揉むように洗う)をして終了です。4回目に洗う水が白く濁りますが、これは糠ではなく米の表面のたんぱく質が溶け始めているのです。無洗米の場合は、研ぐ必要がないため、水に浸すだけでOKです。気になる場合は、ざっと1回洗っても可です。

  • 水加減 お米の種類や季節によって、最適な水加減は異なります。一般的に、お米の1合に対して水は180mlが目安ですが(米の重量に対して1.5倍量の水)、お米の種類によって多少異なるため、パッケージの表示を参考にしましょう。新米は古米に比べて水分を吸収しやすいため、水加減を少し少なめにするのがおすすめです。

  • 火加減 鍋で炊く場合、強火で沸騰させ、その後弱火にして10分程度蒸し上げるのが基本です。お焦げを作る場合は、最後だけ強火にして10秒程度待ちます。その後、火を消して10分蒸らします。この最後の蒸らし時間で、鍋の中の水蒸気の水分が米に移動し、ふっくらしたご飯に仕上がります。

3. 新米をもっと美味しく!炊き方と食べ方のコツ

新米は、古米に比べて甘みがあり、粘り気が強いのが特徴です。新米を美味しくいただくためには、以下の点に注意しましょう。

  • 新米の特徴:粘り、甘み、炊き方 新米は、古米に比べて水分を吸収しやすいため、水加減を少し少なめにするのがおすすめです。

  • 新米に合う料理:米だけで十分美味しいので、炊き込みご飯、おにぎり、丼ものなど。新米は、とにかく、シンプルな料理がおすすめです。塩だけのおにぎりなどもお勧めです。

  • 新米を美味しく保存する方法 新米に限りませんが、精米後の米は酸化しやすいので、夏場は特に密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するのがおすすめです。また、冷蔵庫保管すると乾燥しますので、早めに食べきりましょう。

4. 無洗米でもふっくらご飯!簡単でおいしい炊き方

無洗米は、研ぐ手間が省けるため、忙しい方におすすめです。私もよく無洗米を使います。

  • 無洗米のメリットとデメリット
    メリット:
    研ぐ手間が省ける、栄養素が損失しにくいうえに、環境にも優しい
     デメリット: 雑味が残りやすい、価格がやや高め

  • 無洗米を美味しく炊くポイント 無洗米は、研ぐ必要がないため、水に浸す時間を少し長めにすると、ふっくらと炊き上がります。

まとめ

お米の炊き方は、ちょっとした工夫で、味が大きく変わります。特にご飯の硬さは人によって好みが違いますから、水分量を調節して、ご自分やご家族の好みの硬さにいつもできると嬉しいですね。

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