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#133 教育実習の頃


おはようございます ゆーずきです
今朝もお疲れ様です


私は大学生の時、国文学部というところに所属していました
女子大学で、一般教養はキチンと授業にも出ていましたが、三年、四年になると毎日授業もないし
アルバイトをしながら学校に通っていました

教育実習というものは、教師になるためのもので
その過程を受講しなければならないし、当然生徒の前で授業をするわけです。そしてその学校を選ぶのも自分で決めることができます

最初に思ったのは
自分の母校
公立中学校でした

担任の先生が国語の受け持ちだったので、その先生を頼って学校を訪問して
実習の受け入れをお願いしました


はっきり断られたわけではなかったのだけれど
とても良い印象とはいえなくて
ここに来ても私を指導してくれないだろうなと思いました


本来は
私は私立の女子大学に通っていたので
中学、高校とその学校にはありました

実習生のほとんどが
その私立中学、高校に行きます
受け入れも万全なので、そちらが一般的だったのですが
私はその母校の中学と先生が好きだったので
そこに行きたかったのです


まあ、それでも他に行けるところがあるということは恵まれているので

私立の母校(高校はその学校に通っていました)に行くことにしました

同学年の友達も何人も一緒に行くので心強かったです


毎朝電車に乗って学校へ
入学式で一度だけ着た、黒の制服を着て通いました

受け持ったのは中学2年生、指導教官も丁寧な女性教師で母親ぐらいの年代でした
優しくて穏やかな先生に授業の進め方から生徒との接し方など教えてもらいました


担任の先生の授業を参観のように見学して
そのあとそれぞれ実習生が順番に授業をします

ひとり、3回の授業
出席簿で出欠をとるところから始まり
本を読ませ質問をして答えさせる
その手順はあらかじめ指導されて
独自に自分で勉強して授業を進めていくというものでした
もちろん教壇に立つことは緊張もしますが
とても楽しくてウキウキしました

実習期間は2週間
あっという間でした


最後に生徒たちからお手紙をもらったのですが
その内容が授業のことはひと言も書いておらず
私のブラウスのことばかりで笑ってしまいました

というのも黒の制服に白のブラウスと決まっていたので

毎日、白ではありますが、違うブラウスを着て行ったのです
その枚数の多さに驚かれたということがつらつら書いてありました
よく見ているなぁという印象
面白いですね😊


こうして教育実習を終えて、卒業時に中学国語教員免許をいただけることになりました
教師になることはなかったので宝の持ち腐れとはなりましたが
良い経験をさせてもらうことができました

懐かしく思い出した一コマでした


今日も素敵な1日を〜♬

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