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理想と現実

きんちゃくを迎えて早5日目が過ぎようとしている。
もっと手に乗ったり回し車で遊ぶ所に癒されると思っていた。
しかし、そう簡単ではない事に薄々気付き始めたのだ。

私は巣箱を飼育しているのか

寝ている。いつも寝ている。巣箱から出てこない。
やはり初日に噛まれた事実が壁となっているのか。
コミュニケーションのかけらもない。なぜなら巣箱にいるからだ。
姿すら現さない事が殆どだ。実に暇だ。

巣箱に籠る理由を調べてみると、下記が分かった。

  • 環境に適応しようとしている。

  • 飼い主が怖い

  • 気温が適温ではない …etc

気温は適温だ。何ならお迎えの1週間前から温度と湿度を管理していた。
完璧な状態に違いない。
では考えられる要素の2つをまとめてみよう。
◎環境に適応する為ケージを徘徊したいが、飼い主が怖い。

ストレス問題

終わっている。
私の存在そのものがきんちゃくのストレスとなっている可能性が高い。
すまない。だが私はきんちゃくの為に家を出るという判断はできない。
当然のことながら、きんちゃくは家賃すら払えない。そうなればきんちゃく1匹暮らしのアパート家賃は私の口座から落とされる。割に合わない。
では野生ハムが過ごすと言われている、シベリアの湿地帯にきんちゃくを放してやるのが幸せなのだろうか…
すまない。シベリアのイメージが思いつかない。
恐らくロシア辺りの土地の事だろう。
ニュースや動物系の番組でよくシベリアと聞くが、本当にシベリアとは存在するのかがそもそもの疑問だ。国名なのか、領土名なのか。ついでなので後で勉強してみる。
出てくる案は駄作ばかり。やはり私ときんちゃくの1人と1匹で過ごす事が一番現実的であり効率的だ。

巣箱のおしっこ

巣箱の中におしっこをしてしまう。
その巣箱の中に餌を持ち帰り、隠している。
ハムは非常に綺麗好きの為、不潔な場所はストレスになる。
さらに不衛生な場所に餌を隠しているので、餌が腐ってしまう。
巣箱を掃除する必要があるのだ。
これはきんちゃくにとっては考えられない事だろう。慣れない環境の中で唯一安心できる場所を破壊する事になるからだ。

これ以上ストレスを与えると、ストレスを与えすぎたストレスにより私が死んでしまう可能性がある。
餌は腐らない程度に、少し生野菜を減らす事にしよう。
トイレは今は放置だ。部屋中が動物臭になろうとも構わない。
不潔に対して限界がくればきんちゃくの方から巣箱を離れるであろう。
もう暫く巣箱をそのままにすることを決めたのだ。

決めごと

思う存分、好きなように過ごしてください。
もう飼育ノウハウは見飽きた。(餌や緊急時はもちろん頼る)
私ときんちゃくで頑張ろう。
今はストレスが多いかもしれないが、その分私も神経質になっている。
少し放っておこう。餌と水の交換。そして挨拶。これを毎日行う事に決めた。

~あとがき~
本間は早く仲良くなりたい…

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