『僕は友達が少ない シリーズ』 【第1期2011年秋、第2期2012冬アニメ/実写映画】
【感想】2024年7月1日
部活シリーズ 第4弾 『隣人部』
過去観た名作の一つです。ハーレム系学園コメディ。なんかつまんない時にうってつけ、大爆笑保証付き、最近ちょっとお目にかかれなくなってきたお勧め作品。
なんと言ってもキャラクターの個性が楽しい。そして、アニソンが軽快でワクワクです。ベースは、タイトル通り友達を作りたくて集まるのですが、部員同士は友達の自覚がないまま進行します。
映画は、意外と再現度があって、雰囲気が味わえます。
アニメ第2期が途中で終わった感じなので、ぜひ第3期の制作を願います。
では、また。
【作品情報】
『僕は友達が少ない』、平坂読氏による日本のライトノベル原作。原作のイラストはブリキ氏が担当。
第1期2011年10月~12月全12話放送。
第2期2013年1月~3月全12話放送。
タイトル『僕は友達が少ないNEXT』
【あらすじ】
聖クロニカ学園 高等部2年生の羽瀬川小鷹は、転校初日から遅刻し、それで焦ってしまったことから悪循環で自己紹介も失敗してしまった。転校から1か月経っても、くすんだような金髪と転校初日のことが原因で周囲にヤンキーと勘違いされて避けられており、クラスで浮いた存在であった。ある日の放課後、忘れ物の体育服を取りに教室へ戻った小鷹は、いつも不機嫌そうにしている同級生の三日月夜空が1人で楽しげにしゃべっているのを目撃。エア友達と話していたと釈明する夜空は、同じ境遇の小鷹を見たことで、友達を作るために隣人部という部活を創部し、小鷹も無理やり入部させられることになる。やがて隣人部には、女王様気質で柏崎天馬理事長の娘でもある金髪碧眼の美少女・柏崎星奈、「しんのおとこ」を目指す楠幸村、変態気質の天才発明家・志熊理科、邪気眼の小鷹の妹・羽瀬川小鳩と、非常に「残念」な美少女達が次々と入部してくる。また、飛び級幼女で下品なシスター・高山マリアが「顧問」として加わった。そういった面々と「残念」な日々を過ごす中、夜空や星奈との過去の接点、幸村・マリア・小鳩にまつわる重大な事実の判明、そして自身の人間関係の変化を機に、小鷹は彼女達との関係について深く考えさせられることになる。
【主要人物】
羽瀬川小鷹 声 - 木村良平
/ 演 - 瀬戸康史
聖クロニカ学園高等部2年5組。考古学者の日本人の父・隼人とイギリス人の母・アイリとの間に生まれた、ハーフだが容姿は母に似ずほぼ日本人で、母から中途半端に受け継いだ黄土色がかったくすんだ金髪が唯一、ハーフであることを示す特徴である。そのため市販のスプレーで着色したところ髪を染め損なったヤンキーと誤解され続け、敬遠され、昔から友達はいなかった。加えて「笑った顔が怖い」「声が怖い」と周囲に言われており、これらも原因となっている。クラスメイトなどに話しかけるたびに「小鷹がカツアゲした」などという誤解に基づく噂が流れている。
幼少期から全国を転々としてきたが、父の海外転勤を機に妹・小鳩と共に日本の遠夜市にある実家に残ることを選び、聖クロニカ学園に転入した。隣人部内では唯一ともいえる常識人で、基本的に非常識な隣人部員へのツッコミ担当。
「親友と呼ぶべき友人」を作りたいと望むなど、家族や親友との絆を大切にする面倒見のいい好青年。海外赴任で家を空けることが多いながらも家族想いな父のことは素直に尊敬し、いい思い出のない金髪に関しても「死んだ母との数少ない絆」だと考えているので黒く染める気はない。恋愛に関してはかなり鈍感であり、部員からのアプローチを陰に日向にかけられてもまったく気付いていない。
勉強は真面目にしていることから上のレベルを保っており、特に英語が得意。父親が家を空けることが多かったため料理も本格派、ケンカの腕も立つなど、見かけによらず多芸である。
『僕は友達が少ない+』では、隣人部の創設者となっている。
三日月夜空 声 - 井上麻里奈
/ 演 - 北乃きい
本作のメインヒロインの一人。聖クロニカ学園高等部2年5組。「隣人部」の部長。長い黒髪が印象的で、小鷹からも整った顔立ちと認められる中性的な美貌を持つが、常に不機嫌そうに振る舞っているためクラスから浮いており友達がおらず、「エア友達」のトモちゃんと会話していた。しかしトモちゃんとの会話を小鷹に目撃され、その際の会話をきっかけに「隣人部」を創設した。趣味は読書。
髪は幼少期は男の子のようなショートカットだったが、対人恐怖症により美容院に行けず伸ばし続けていた。夏休み終盤に花火が原因で一部燃えてしまい、しまいには消火のためにかけた水が汚かったことから、強い臭いがついたことで髪を切り、夏休み明けからはショートカットに戻っている。
崩れていない言い方ながらも常に不愛想な男性口調でしゃべる。陰険かつサディスティックな性格に加え、かなりの毒舌家だが、それだけに罵詈雑言も悦んで受け入れる変態・理科だけは天敵。さらに幼少期から売られたケンカは買うタイプで、からまれると反射的に相手の胸倉を掴んでメンチをきかせるほど。ただし友人の多い人(いわゆるリア充)は苦手であり、さらに極度の対人恐怖症で、特に人混みに入ると吐き気を催す。勤勉で学業に関しては非常に優秀であるが、その理由は友達がいないためという悲しいもの。
『僕は友達が少ない+』ではクラス委員長で、序盤においては、小鷹が創設した隣人部を潰そうとする。
柏崎星奈(せな)声 - 伊藤かな恵
/ 演 - 大谷澪
聖クロニカ学園高等部2年3組。学園の理事長の一人娘。金髪碧眼、スタイル抜群、容姿端麗、成績優秀、運動万能、良家の令嬢と揃った完璧超人だが、性格は極度のナルシストかつ高飛車な女王様気質の「性格以外はパーフェクト」と形容される性分。言葉や見た目で気の強いように見せているが、内面は気が弱い。クラスの男子からは崇拝とも言うべき人気ぶりだが、上述の性格から同性の友達はいない。
夜空とは自他共に認めるほどに相性が悪いため喧嘩が絶えず、悪知恵の働く夜空にやり込められて部室から泣きながら駆け出して行く、といった光景が日常化している。また基本的に素直で信じやすい性格のため、夜空によく騙される。
活動中に「同性の友達との会話シミュレーション」になると考えて美少女ゲームをやり込んだ結果、「人生」と称するほど重度にのめり込むようになり、それ以来あらゆるジャンルをプレイし、18歳未満でありながらエロゲーもプレイしている。
周囲に対する女王のような振る舞いから、「下僕」と称する同級生の男子や、自分を迫害する女子に対しては人ともみなさない扱いをしているが、バカにすることが多い夜空や小鷹に対しても長所はきちんと見ており、他の隣人部メンバーに対しても好意的な態度を見せる一面もある。特に小鳩のことを初めて会った時から気に入っており、「本当の妹だったらいいのに」と言うほど。
『僕は友達が少ない+』では、実質彼女がメインヒロインになっている。友達がいないために、ギャルゲーのヒロインと会話していたところで、それを目撃した小鷹と関わっていく。