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【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑱現在の元の世界編

10 分後勇作が話を再開した。
勇作「僕と千夏は、ゼウス様、あっゼウス様は神様の頂点にいる神の王様です」
田中博士「知っとるわい、はよ続けろ」
勇作「はい、僕たちは前例のない掟を破った罪として、異世界に転送されました」
 「転送でこの姿になりました」
 「異世界での使命は、魔王が手を焼いている 5 匹の魔人が異世界で悪事三昧しているので処分しろ、とのことでした」
ゆうか「異世界ってどんなところだったの」
勇作「エルフ、ドワーフ、妖精などがいる RPG ゲームみたいな世界だったよ」
ゆうか「へぇー行ってみたいなぁー」
千夏「結局ね、5 人の魔人も勇作があっと言う間に倒したのよね」
 「超無敵って感じだね」
ゆうか「ママも無敵なの?」
千夏「私は防御専門かな」
勇作「ママも強いぞ」「ママがいなきゃ勝てなかったよ」
ゆうか「あーママが赤くなった、なんかかわいい」
千夏「こらっ、ママをからかうな」
ゆうか「へへへへ」
加治「こんな日が来るとはなー」「よかったな、ゆうか」
ゆうか「家ではおじいちゃん、おばあちゃんがおとうさんとママだったけど、ここでは加治さんがパパだったの」
千夏「ゆうか、変なことされてない」
加治「おいおい勘弁してよ、今では大事な娘だよ」
千夏「嘘よ、加治さんありがとうございました」
勇作「ありがとうございました」
田中博士「腰を折って悪いが、なぜこっちに戻ってきたのじゃ?」

勇作「そうそう、ゼウス様の命令で、この世界が未来人がやってきて危ない」
 「未来は、AI がロボットを使って人類を排除していて、人類の住む場所がないということでした」
田中博士「そうか、だからこのところ未来人が活発に活動してるのじゃな」
ゆうか「神様が未来のロボットを何とか出来ないのかしら」
勇作「神様は、魂のないものは苦手らしいよ」
ゆうか「あっ、そっか」
簡単に納得した。

つづく


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