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【Re:01小説】『君を守りたいseason2』   ②新エネルギー

前回までの「君を守りたいseason1~2」

一文字グループは、新エネルギーを開発し実用化していた。新エネルギーとは、2020年ごろはニュートリノと呼ばれていた宇宙から降り注ぐ素粒子、現在では魔素と呼ばれており、すべての動力に利用することに成功した。


それは最初、一文字志朗が魔法を使ったことが最初だった。志朗は、一度死んで地獄に落ちたが、未来に転生して過去に戻って来た、一文字グループの創設者一文字猛の娘と結婚して婿養子となり、実質一文字グループ権力者の一人となっていた。

志朗の魔法を元に現代日本科学の英知を結集して極秘で研究が続けられていた。その結果、あらゆる家電製品、電子機器、車、飛行機、船舶など動力を必要とするものすべてに適用できた。


魔素は、機器が空気のように吸収し、消費するたびに自然に充填されるので常に満タンの状態だった。従来の充電という概念がなくなった。


魔法は、日本で生まれ育ち、素直で優しい性格の人が覚醒する可能性が高く、犯罪者、逮捕歴が無くても悪意の行為をしたものは対象外となることも判明した。

そして、アンドロイド100万体、巨人型工事用ロボット、漁業用自動巡回クジラ型潜水艦など10万台以上、人の労働力、金銭を無用とする仕組みが確立していた。

③へつづく


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