20240811『海のはじまり』 【2024年夏ドラマ】
BGMを聴きながらお楽しみください
【感想】2024年8月11日
観たいドラマ、アニメ、映画が無くなってしまった。虚しいのでTVerで1話から3話まで+6話リピートしました。
第1話目、1度見ているのに、まるで違って見えました。初回は重い話だなぁ、でも出演者が魅力的だから観てみよう、と視聴を続けました。
リピートすると涙が止まらないシーン満載
第1話は、タイトルの「海のはじまり」そのものの回でした。海ちゃんとのはじまりはどこなのだろう?と考える
・水季の別れの言葉
「夏君より好きな人が出来た」
海ちゃんのこと、、、、
・水季が海ではしゃぐ動画
「海が好きー」
まだ違う、、、、
・水季のスマホに残された動画で
海ちゃんが、1人で夏のアパートに動画を見せに来た。「夏が好きー」
明らかに夏君のこと、、、、
・夏のアパート最寄り駅、小田急線「経堂駅」水季の実家はどこだろう?おそらく鎌倉方面、どこでもいいか、ちょっと遠いでいいよ、、、、詮索はやめよう
夏君って「ごめんなさい」が多い。私も多かった、上司から今度行ったら罰金100円とか言われていたほど。だから分かる、癖なのだと、何にも考えていない。ただ、波風を立てたくない性格。進路を人に委ねてしまうタイプです、夏君のように。TOKIYO「宙船」をよく聞いた人です。
相手の人をイラっとさせてたとは気づかなかった、ごめんなさい。
第2話目、冒頭で水季が海ちゃんに「パパいるよ、夏君に会いたい?」と聞く。「ママの好きでいいよ」と海ちゃんが言う。
「ほんと似てる」夏君と、、、、
アパート、夏君と海ちゃん「夏君はいつ始まるの?」「わかんない」お互いに相手の気持ちを探りあい、似てる。
おばあちゃんが海ちゃんを車で小学校の送り迎えしている。結構遠いと思われる。
弥生さんの秘密と辛い回、正直な夏君の言葉が弥生さんに突き刺さる。
「ほっとした、生きててくれて、ずっと自分が殺したんだって」
「殺したなんて、若いからよくある事よ」
「いや、あるよ、年とか関係ないし」
珍しく食い下がる夏、弥生ちゃんの罪悪感があふれてたまらずトイレへ。ここは辛い
水季さんは「水季」、弥生さんは「弥生さん」、夏君と海ちゃんが分かりあっている、言葉ではなく見えないもので
外野・疎外感に潰されそう
そんな、心理状態を描くドラマって日本的で文学的だと思う。米国、韓国にはない会話のドラマ。素晴らしくて尊敬してしまうシナリオ、羨ましい。では、また。
【感想】2024年8月6日
第6話TVerで視聴済み。今回は、息子の親目線で、息子から聞いたさり気ない会話として観ました。
息子が幸せなのか不幸かを考えてしまう。不幸とは思えないと感じた。ただ、海ちゃんが生まれる前から今までの期間が空白だった後悔は一生背負って生きるのだろうと思った。
今回は、その空白を少しでも埋めようとした夏のターン。次々と分かる空白の破片。住んでた狭いアパート、海ちゃん3か月で仕事をしてたこと、周りの人たちに支えられてたこと。知れば知るほど辛いけど知りたい、その気持ちは罪悪感なのか、父親としての責任感なのか、まだ分からない。
水季母「人に合わせられるのっていいことよ」この言葉使える。誉め言葉ではなかったがイメージが変わった。人に合わせられるのって子育てに向いているってこと。
私は、息子が生まれてしばらく、自分の自由がないことに辛さを感じました。そんな時突然イメージが降りてきました。
「子供は自分の子ではない、天から育てるよう託されてる」そう思いました。すると、うまく表現できませんが「この子が独り立ちするまで全力で楽しく暮らそう」と思った瞬間、自分のことはすべて無くなりました。私は無宗教で神、仏を信じていません。
ヒットするドラマの法則に運命がある。
「愛の不時着」「ちゅらさん」など、このドラマの脚本も素晴らしい。泣きました。
水季さんが海ちゃんを生んだ理由が弥生さんの残したnoteの言葉とは、あと母親への反抗もあったと思います。あと、小技が効いてる例えば、海ちゃんが水季さん似たとこがあること。水季さんの話し方が、おかあさんと似てること。
なんで水季さんとお母さんはあんなに仲が悪いのだろう。そして弥生さんとお母さんも。きっとまだ何か伏線が隠されてるはずです。では、また。
【感想】2024年7月31日
第5話TVerで視聴済み。やばいですね。
今回は、じいちゃん目線で観ました。
すると、夏、弥生のハラハラドキドキがありませんでした。俯瞰した目線というのでしょうか、当事者の感情移入ではなく、第三者的な応援的な立場で観れました。
やはり、例えば障害を持つ人のことは、障害者にしか分からないのようなこと。
本を読んだだけで分かった気になってはいけないのです。
私もリアルで息子夫婦におじいちゃんにならせて貰いました。孫は女の子、今年の11月で1歳。
小っちゃくて、泣いても笑っても寝てても何してても可愛い。
孫は関東、こちらは関西GWで初対面、お盆に再会できそう。な感じで、なかなか会えませんが、ママが画像アプリ「みてね」で動画や写真を頻繁に共有してくれるし、コメントも書けるのでそれほど寂しくなく楽しい。今はいいですねー
6歳くらいはこうなのか~と、ドラマを見てて思います。じいちゃんはただただ可愛がることしか出来ない。ばあちゃんもそうだけど少し違うと気づく。孫の様子、ママの様子に敏感になっている。特にお風呂、上がった後の髪の毛。食事など気を使っている。
夏と海の様子を見ていたしのぶさんが台所でニヤニヤしていたのは、夏君に水季が重なり、ざまぁみろと少しドS的な感情がスッキリした瞬間だったのではないだろうか。
夏のお母さんの対応も良かった。丁度海ちゃんが家に着いて、落ち着いたころを見計らっての電話でのお詫びと訪問の約束。
日本の良さを感じます。
と言う訳で、ドラマでもじいちゃんはニコニコするだけです。
さあ、リアルでもお盆の再会に向けて、家中の掃除、赤ちゃん用お風呂マット、椅子、玩具の購入、布団干しなど孫の安全、ママたちの安らぎを考えて滞在中は、ゆっくり、のんびりしてもらえるように、うちもがんばります。
ドラマは、このまま良い事ばかりで進んでくれると嬉しいですね。池松壮亮さん演じる津野くんには悪いが「仮面ライダー」は正義の味方であって欲しい。ラスボスは、弥生ママか?理想の結末は、夏、弥生、海ちゃん家族が水季さんの家に住むがいいなぁ。あと、子供を持つことの喜びを感じれるようなドラマであって欲しい。では、また。
【感想】2024年7月23日
第4話+SPO1・2話TVerで視聴済み。
まるでパラレルワールド。結婚前のカップル。妊娠して子供を産む人生と産まない人生、生まれた子供が、2つの人生を1つにつなぎ合わせる。これは、生まれた子供が幸せになる話だと思います。
百瀬 弥生にとって辛い回でした。自分の罪滅ぼしとして海を育てたい、そのことしか考えてなかった、それは水季と海に失礼だったと2人から離れようとする。
それに対して、夏は弥生からの反応待ち。お互いに相手の気持ちを考え過ぎて進展しない。ここは、確かに夏は動けないと思う
そこに、海ちゃんの素直な言葉が、複雑な糸の絡みをスッと解いてしまう。「夏君は、弥生ちゃんが好きだって言ってた」「弥生ちゃんも夏君が好きでしょ」素直に2人は海ちゃんが好きか嫌いかの問題にしてしまった。
この辺「mother」の芦田愛菜さんとイメージが重なりました。子供の自己防衛本能である「母性をくすぐる」が発動。ここは、涙腺が破壊された。
さて次は、夏の家族の反応ですが、何やら込み入ってる予告。多分ですが、なぜそんな大事なことをもっと早く相談してくれなかったのか?血の繋がりがないからか?の議論でしょうか。では、また。
【感想】2024年7月18日
実は、あまり期待してませんでしたが、第3話まで視聴済です。
まず、出演者に驚き、海ちゃんの可愛らしさ、演技のうまさ。どこかで観た。そう、「厨房のアリス」アリスの子供時代で出演してましたので久しぶりの再会です。
そして、南雲水季役- 古川琴音さん、強烈な個性俳優として観ていましたが、普通のヒロイン役を可愛らしい笑顔で演じてらしたことにビックリ!「どうする家康」はまだよかった方、「ペントレ」では生理的無理キャラでしたので、すごい幅広演技力。
さらに誰?と思ったら、百瀬 弥生 役 - 有村架純さん、第1話観て気づかなかった。
ぷっくりしていたほほが無くなっており、お姉さんかな?と出演者の名前を見たほど、この人も可愛いだけでない実力派憑依型の女優さん。改めて感動しました。
私事ですが、母親と血の繋がりがありません。弟は父親が同じ、年の差7歳、成人してから事実を聞きましたが、ふーんそうなのと言う感じでした。実母は育児ノイローゼで宗教に走り家族を見捨てて逃げたそうです。母親の名前も顔も全く記憶が無く、幸いでした。血の繋がりとはその程度です。
このドラマでの海ちゃんが夏君に懐くのは、母親水季から聞かされていた夏君のイメージによるものが強いと思います。
これはある意味水季の微かな賭けとして、もう自分自身の余命を知ってからの望みにでたのではないかと思われます。
そして、現夏の恋人弥生、実にうまい脚本です。まるで水季が仕組んだの如くパズルのピースがハマる、弥生の過去贖罪。
大竹しのぶさんの目や表情での心理的演技はドキドキしたが、何とかこれまで穏やかに進んできた。
これからの展開は、表面的波乱があるかも。夏が弥生の、海の母になる申し出をすんなりと受け入れるのか?外野意識からの脱却出来るのか?月岡家の反応は?南雲家との関係は?夏や弥生の会社の人たちの反応は? では、また。
【作品情報】
『海のはじまり』2024年7月1日からフジテレビ系「月9」枠にて放送中。目黒蓮主演。
元恋人の死をきっかけに、娘の存在を知る主人公を描いた、生方美久氏脚本のオリジナル作品。
【あらすじ】
月岡夏は大学時代、南雲水季という女性と交際していた。しかし、夏が就職活動を控えた時期に、水季から中絶の同意書に署名をするよう頼まれる。渋々署名後別れを告げられそのまま別れることに。
それから7年後、社会人になった夏は友人からの連絡で水季が亡くなったことを伝えられる。彼女の葬儀に赴いた夏は海という少女と出会うがその子が夏の実子であることが判明。娘の存在を知った夏は父としての役割を果たそうと奮闘していく。
【主要人物】
月岡 夏 演 - 目黒蓮
主人公。印刷会社勤務。3歳の頃に両親が離婚し母親に引き取られた。自分の気持ちをうまく言葉に出来ず、周りに流されやすい内気な性格。
南雲水季〈享年28〉演 - 古川琴音
海の母で夏の大学時代の元恋人。マイペースな性格で生前は図書館に勤務していた。とある理由から夏と別れる決意をし、大学も中退した後は周囲のサポートを受けつつ海を育てていたが、突如として28歳と言う若さでこの世を去る。
南雲 海〈6〉演 - 泉谷星奈
水季の娘、朱音の孫。夏が水季の葬儀で出会った少女。実は夏の実子だったことが判明する。
百瀬 弥生 演 - 有村架純
夏と交際中の恋人。化粧品メーカーの開発部で働く。真面目で几帳面な性格。
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