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『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』 【2024年夏アニメ/ラノベ】

【お勧めコメント】

最近のラノベの題名は、長いが読んだだけで内容の大半が分かるのが流行りか?
まるで「バビル二世」の歌のようです。
また、最近のアニメキャラが可愛い、目の色が尋常じゃない進化。ヒロインの心の声が駄々洩れもレアで楽しい。
夏アニメのヒロインキャラのランク、かなり高いと思います。また、生きる楽しみが出来ました。では、また。

【作品情報】

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』、燦々SUNさんによる日本のライトノベル。イラストはももこさんが担当している。小説投稿サイト『小説家になろう』にて短編小説として2020年5月から掲載され、角川スニーカー文庫(KADOKAWA)より2021年2月から刊行されている。略称は「ろしでれ」
2024年7月よりTOKYO MXほかにて放送中

【ストーリー】

あらすじ私立征嶺(せいれい)学園に通うアリサ・ミハイロヴナ・九条は、誰もが振り向く美貌を持つ、ロシア人の父を持つ銀髪ハーフの女子高生。

そんなアリサの隣の席に座っている、学校で寝てばかりいるやる気のないアニオタ男・久世政近は、いつも彼女から小言を言われて絡まれていた。しかもアリサは、なぜか政近に対して「かわいい」とか「浮気者」などと、ロシア語でデレてくるのである。

実は、幼い頃にロシア語を話す金髪ハーフの幼馴染の少女がいたことから、政近はロシア語を理解できるのだ。しかし、それを知らないアリサは、テレ隠しにクールな言動をとりながらも、ロシア語で「デレデレなセリフ」を呟き、政近を悶え死にさせていくのであった。

一方、周囲には「幼馴染」で済ませている生徒会広報の周防有希は、実は「政近の実妹」であり生粋のアニオタ女子だった。そんな有希と政近の関係を、アリサは恋人ではないかと誤解してしまう。

【主要人物】

久世政近 声 - 天﨑滉平

アリサが中学3年生の時に転入して以来隣の席の男子。1年B組。両親は離婚しており、その後は外交官の父・恭太郎と暮らしている。旧姓は母方の「周防」で、C組の周防有希は実妹。政近が4月生まれで有希が3月生まれのため同学年となっている。かなりのシスコン。父方の祖父・知久に幼少期に散々ロシア映画を見させられたこと、さらに小学校の時に公園で自身の初恋相手となるロシア人少女と出会い、彼女ともっと話をするために勉強したことからロシア語がわかるが、有希を除く皆には秘密にしている。かつては神童と呼ばれ、名家たる周防家の後継者に相応しい才能を持ち、それを開花させるべく祖父の差配で英才教育を施された。しかし、期待に答えようとしたあまり無理がたたり、家族関係に不和が生じ家を出た。母の事は今でも嫌っている。そして、初恋相手との過去も出来事も影響し、過去の反動のように緩み切ってしまった。今ではアニメオタクで深夜まで起きており、いつも学校で寝て、努力することを忌避している。後にアリサとの一件で再び奮起し、生徒会庶務になった。中等部時代は激務である生徒会副会長をソツなく務めており、本来の能力は高い。過去のトラウマから隠してきた能力を、アーリャのために発揮している。知久曰く、見た目は父・恭太郎の若いころにそっくりだが、中身は母・優美にそっくりだという。

アリサ・ミハイロヴナ・九条 

声 - 上坂すみれ

愛称はアーリャ。ロシア人の父と日本人の母を持つハーフ女子高生。1年B組で生徒会では会計を務める。容姿は有希と並んで学年の二大美姫と呼ばれ、プロポーションも抜群に良い。小学校入学の際に親の転勤に合わせて日本は4年間滞在、その後はロシアで5年間過ごし、再び日本に戻って中学3年生の時に征嶺学園の編入試験に合格。編入以来学年トップの成績を有している。負けず嫌いで常に一番を目指す努力家で、ちょっとした授業の課題を含め何事にも全力を尽くす性格。そのため、やる気のないクラスメイトからは面倒事を半ば押し付けられることも多々あり、自分以外に頼らず一人でやり通す姿勢が染みついて「孤高のお姫様」と呼ばれるようになった。しかし、学校行事でも無理をし1人でやり通そうとしていた際に、周りとの対人関係をうまく調整しつつ自分をフォローする政近の手腕と優しさに触れて、彼のことを異性として意識するようになった。恥ずかしい言葉や政近に聞かれたくないとき、ナンパされたときはロシア語で話す。しかし、政近がロシア語が分かるということは知らないため、恥ずかしい言動が政近にはバレている。

周防有希 声 - 丸岡和佳奈

お嬢様(元華族の旧家)で政近の実の妹。ただし周囲には「幼馴染」で通している。有希が3月生まれで政近が4月生まれのため同学年となっている。生徒会では広報を務める。1年C組。元々は政近が周防家の後継ぎだったが、政近が久世家に移ったため有希が後継ぎになった。中等部では第68代生徒会長を務めていた。アリサと並ぶ学年の二大美姫で「深窓のおひい様」と呼ばれている。実は政近を超えるオタクだが、体裁を保つため周防家に持って帰れないアニメグッズは久世家に置いてある。身長とスタイル以外は母によく似ている。また、ブラコンで、政近によく甘えノリが良い。幼稚園から今まで政近と同じクラスになったことがない。両親が離婚する時に母親に引き取られた。知久曰く、見た目は母・優美の若いころにそっくりだが、中身は父・恭太郎にそっくりだという。幼少期には重い小児喘息を罹っていた。かつては病弱だった自分の分も後継者としての責任を全うしようとした末に挫折した兄に対して憧憬と尊敬、そして深い愛情を向けている。


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