見出し画像

『異世界失格』【2024年春アニメ/漫画】

【コメント】

とてもマレな転生モノだと思いました。初っ端から主人公が、やる気ないどころか死を希望する、死んでるけど。
逆にこの先どう展開するのか知りたい、ちょうど、チート無双の転生モノばかりで、違う転生モノに飢えていたので超良いタイミングでした。では、また。

【作品情報】

『異世界失格』、原作:野田宏氏、作画:若松卓宏氏による、異世界転移をテーマとした漫画およびそのテレビアニメ化作品2019年10月2日より『やわらかスピリッツ』連載中
2024年7月よりAT-Xほかにて放送中

主人公の「とある文豪」は転移前は「先生」、転移後は「センセー」と呼ばれ、そのモデルは作中では明記されないが、アニメ化に際して『文豪ストレイドッグス』に登場する太宰治とのコラボ企画【異世界迷ヰ犬】が展開されている

【ストーリー】

昭和23年(1948年)6月13日、先生が愛人(さっちゃん)とともに玉川上水に入水して心中しようとしていたところにトラックが突っ込んできて、めざめると西洋風の建物内にいた。彼の前にいた聖職者の女性アネットは、ここがザウバーベルグという大陸で、他の世界で不幸な人生を送っていた人々から選んだ人を「異世界当選トラック」に跳ねさせて冒険者、勇者として転移させていたと説明する。だが「先生」は持参した催眠劑「カルモチン」の過剰摂取で再び自殺を試みた挙句に心中を邪魔されたと怒り、HPが1、MPが0などステイタスが勇者とは思えない低さだった。

アネットは当惑すると同時に、モンスターや魔族が跋扈するザウバーベルグでは危険だと心配するものの、「生まれながらに作家」「それ以上でも以下でもない」と自らを語る「先生」に、能力は高くても傲慢な他の転移者たちと違うものを感じて魅かれ、仲間を増やしながらともに旅をすることになる。

【主要人物】

センセー 声 - 神谷浩史

愛人と心中をしようとした文豪だったが、勇者として異世界に転移させられた。
旅の途中では棺桶に横たわり、仲間に曳いてもらうことが多い。攻撃力は皆無に近いが、催眠劑「カルモチン」の過剰摂取で体内に猛毒が蓄積されており、生命エネルギーを吸収しようとしたデスツリーや転移者スズキの操るグレイトウルフを自らを噛ませることで中毒させて倒した。
当初は転移者に与えられる「神授の力[ギフテッド]」がないと思われていたが、スズキとの戦いで転移者を元の世界に送り還す能力が発動した。作家ならではの観察眼や話術で、多くの人々に影響を与えていく。元いた世界では自殺を5度試みている。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?