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【短編Re:01】『神の国大和』③日本侵略編

【国会議事堂内】
ヤマト「まずいなぁ、殺っちまうか」
ヒミコ「おー、イッチョど派手にやったろーぜ」
2人は、ドアを勢いよく飛び出して、呆気にとらているテロリストたち5人を一瞬で射殺した。
取り敢えず、政治家たちの安全を確保した。
そして、議会内にある、首相官邸に続いている秘密の通路から避難させた。
3分後、議会内には誰もいなくなった。
暫くすると、議会天井から軍隊隊員たちが勢いよく降下してきた。
全員守備に就いたとき、議会は大爆発した。
ヤマトとヒミコが、遠隔操作の爆発物のスイッチを押したのだった。

【国内の様子】
国会議事堂事変中、三国同盟の戦艦、潜水艦が、東京湾、横浜港、伊勢湾、大阪湾、神戸港を埋め尽くし、戦車や装甲車が街中になだれ込んで来た。
そして、インターネット、電話回線など通信ラインが遮断された。
A国が無人機により、戦艦、戦車などに機関砲、ミサイルで攻撃を仕掛けた。
しかし、三国同盟軍は、病院、学校を容赦なく攻撃した。

【市首相官邸】
日本国中村首相が会見を開いた。
「これ以上民間人を攻撃するのは止めて下さい!」
「この中村、日本国首相が人質になります、お願いします」
中村首相は、泣きながら訴えた。いつもの政治家の会見とは違う、一国民としての訴えだった。

【アメリカ ニューヨーク国連本部】
国連は、各国首脳と緊急リモート会議を開いた。
各国とも今は相手の出方を待つしかない、との見解で一致した。
A国は、三国に核ミサイルを打つべきだと主張した。
A国以外は反対した。世界大戦は避けなければならない。

つづく





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