見出し画像

『バック・トゥ・ザ・フューチャー Ⅰ~Ⅲ』 【1985~1990米映画】【タイムトラベラー:マイケル・J・フォックス】

【お勧め】2024年3月30日

「不適切にもほどがある」最終回を観ていて、また観たくなった作品です。この作品は、私の中ではベスト1であり金字塔です。来年で公開から40年ですが、未だに超える作品を観たことがありません。

「不適切にもほどがある」で気になるのは小川さんと順子ちゃんの運命は変わらないのか?私は、そう思いません。なぜか?
ある説で、タイムスリップをして、歴史を少しでも変えると、変えた分だけ次元の違うアナザーワールドが増えていくそうです。つまり、小川さんと順子ちゃんが死亡する次元はそのまま進み、2人が生きて人生を全うする次元も発生するのです。それが本当のタイムパラドックスだと面白いですね。なのでこの線で続編が出来たらと願います。では、また。

【作品情報】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年のアメリカのSF映画。ロバート・ゼメキスが監督とボブ・ゲイルと共に脚本。1985年7月3日に公開。1985年の全世界における最高の興行収入を記録。アカデミー賞、サターン賞、ヒューゴー賞を受賞した。2007年には、アメリカ議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。その後、1989年『BTFⅡ』、1990年『BTFⅢ』の続編が製作。

【あらすじ】

1985年のカリフォルニア州ヒルバレー(架空の都市)に住む、ロックとペプシコーラとスケボーが大好きで、トヨタ・ピックアップに憧れる高校生マーティ・マクフライは、冴えない家庭の事情やなかなか上手く行かないバンドマンへの夢に押し潰されそうになりながらも、それなりに普通の人生を過ごしていた。

ある日、科学者であり歳の離れた親友でもあるエメット・ブラウン博士(通称:ドク)から、長年の宿願だったタイムマシンがついに完成したことを聞かされ、成り行きで彼の実験を手伝うことになる。深夜のショッピングモール「ツイン・パインズ・モール」の駐車場で、スポーツタイプの乗用車デロリアン・DMC-12を改造してドクが開発したタイムマシンの実験を10月26日1時20分に行う。

ドクの愛犬であるアインシュタインを乗せたデロリアンを1分後の1時21分にタイムトラベルさせる実験は無事成功したが、タイムマシンの肝である次元転移装置の燃料として用いるプルトニウムを調達するためにドクが騙したリビアの過激派の襲撃に遭い、ドクはAK47の凶弾に倒れてしまう。同じく命を狙われたマーティはとっさにタイムマシンに乗ってモールの駐車場内を逃走するが、シフトレバーを動かす際にひじで次元転移装置のスイッチを入れてしまったため、図らずも30年前の1955年11月5日にタイムスリップしてしまった。

【主要人物】

マーティン・シェイマス・マクフライ
演 - マイケル・J・フォックス
愛称はマーティ。1968年6月12日生。ロックとペプシが好きな高校生、ギターが得意。運動神経と身体能力にも優れており、喧嘩で相手を殴り飛ばす、カーチェイスも得意・PART3ではムーンウォークを披露する。ほかにもスケボーとゲームセンターの銃の早撃ちが得意。PART1では自分とドクを救うために、PART2では未来の息子を救うため、そして自分のせいで引き起こされた1985年のゆがみを修復するために、PART3ではドクを救うため、タイムスリップし各時代で奮闘する。
各時代でタネン家にいびられている「弱虫」マクフライ家の中では勇気がありアクティブかつ明るい性格。しかしながら真面目な常識人でもあり、奇天烈な言動の多いドクに対して度々ツッコミを入れる役割も担っている。基本的に面倒ごとは避けようとする一方で挑発に弱く、特に「腰抜け」と呼ばれるとすぐカッとなる気質であり、「誰にも腰抜けとは呼ばせない」と挑発に乗ってしまう悪癖がある。そのせいで全編(特にPART2以降)を通して窮地に陥っている。その短気が理由で1985年にロールス・ロイスに接触して自動車事故を起こし、2015年ではその後遺症のためミュージシャンの夢を絶たれる。しかし、全編を通した経験の結果、PART3ではその短気を克服。起こすはずだった自動車事故を回避したことで、明るい未来の可能性が示唆されている。
ヒルバレー郊外にあるリヨン団地在住で、PART2で描かれた2015年にはヒルデイル、1985年では高級住宅街だが、2015年では治安の悪い貧民街に成り果てているが住むことになっている。ここでのマーティはすっかり疲れきった冴えない中年会社員であり、奇しくもそれは、歴史を改変する前の臆病な会社員の姿だった父ジョージに通じるものがある。

演 - クリストファー・ロイド
マーティの親友の科学者であり、発明家。容貌は長身痩躯に大きな鼻とボサボサの白髪頭が特徴の老人で、クララに「背が高くて、茶色い大きな子犬のような目をして、銀色のつやがある髪の人」と表現されている。2015年を訪れた際に若返りの整形手術を受けており、同時に血液や脾臓、結腸の交換もして実質的に30〜40年ほど寿命が延びている。PART1のラスト(PART2の冒頭)で1985年に戻ってきた際には、マーティが自分だと分かるように老けメイクで変装していた。
彼の家系はドイツ系で1908年にヒルバレーへ渡ってきたとされ、その当時の姓はフォン・ブラウン といった。現在の姓は彼の父・エルハルトが第一次世界大戦中に改名したものであるという。1985年時点で65歳。
ヒルバレーでは変人として知られており、PART1ではストリックランドがマーティに「関わると危険」と説教しており、PART2の改変された1985年Aでは精神科病院に入れられてしまっている(修復後は市民賞を受賞することになった)。事実、目的のためには見境のない行動をとることが多く、彼とまともに付き合っている人物はマーティとジェニファーの2人ぐらいである。科学者だが、彼がクララに述べたところによると特定の専門分野はなく、あらゆる分野がその研究の範疇であるという。実際に彼の発明品は広範囲の知識を必要とするものが多い。下戸であり、ウィスキー一杯で昏倒するほど。独立記念日にも同様のことがあったらしい。
1955年11月5日にトイレで時計を掛けようとして足を滑らせて便器に頭を打った際、タイムマシン理論とそれを実現させるタイムサーキットが閃いたが、実現には30年の歳月と全財産分の費用がかかった。1955年当初はリバーサイド通り(1985年ではジョン・F・ケネディ通り)1640番地に位置する豪邸に住んでいたが、PART1冒頭の新聞で確認できるところによると後に本館は火事で全焼し、土地を売って1985年にはバーガーキングになっている。トレーラーを所持しており、そこには「Dr. E. Brown Enterprises 24 Hr. Scientific Services(ブラウン博士の科学サービス 24時間営業)」と書かれている。
とてつもなく理屈っぽく、何事に対しても論理的に物事を考える性格であり、「デート」という言葉が出てこず、「社交の場で交流」、「ダンス」を「律動的な式典」と表現している。しばしば「何が正しいかは頭で決めなければならない」とマーティを諭している(PART3では逆にマーティからそれを指摘されることとなる)。タイムトラベル理論に関しては「時空連続体」という概念を提唱しており「ある1つの歴史的矛盾が別の大きな矛盾を生み、それが繰り返されることでやがて時空全体が崩壊する」という仮説を立てている。これを防ぐためにマーティに対しては「絶対にその時代の人間と関わらないこと」、PART2とPART3では「歴史の修正が完了したらデロリアンを壊すこと」とマーティに忠告したこともあった。一方、PART3でマーティの短気を諌めており、その際に口をすべらせ、マーティが起こすはずの自動車事故のことを一瞬持ち出してしまった。基本的に恋愛には全く興味がなく、マーティがジェニファーに対する感情も科学的に説明しようとする始末だったが、後にクララと恋に落ちる。
1885年にタイムトラベルした際は鍛冶屋を営んでいたが、本来は渓谷に落ちるはずだった女性教師クララ・クレイトンを救出し、一目で恋に落ちてしまう[注 10]。その後蹄鉄のトラブルでビュフォード・タネンに射殺される運命となるが、マーティによって阻止される。結果的に、自分を追いかけてきたクララを助けるために1885年に取り残されてしまうが、その後クララと結婚してジュールとベルヌという二人の息子をもうけ、蒸気機関車を改造したタイムマシンを新たに開発して1985年に向かい、マーティとジェニファーに再会する。
口癖は「Great Scott!(なんということだ、なんてことだ)」。PART3では逆にマーティがこの台詞を言い、ドクがマーティの口癖を言う場面が見られる。
西部劇をこよなく愛しており、1985年、1955年、1885年いずれも西部開拓時代の拳銃コルト・シングル・アクション・アーミーを所持している。PART3ではライフルに自作のスコープを装備し、マーティが吊るされた縄を撃ち抜くといった見事な腕前を披露しており、その直後ビュフォード達に対して「500メートル先の犬の背中のノミでも撃ち落とせる」と啖呵を切っている。また、ジュール・ヴェルヌの大ファンで、彼のベストは「海底二万里」。子供の名前もそれに由来する。
なお、西部開拓時代にタイムトラベルした後、小屋の中で密かにデロリアンを整備しているところを羊飼いの青年アルバートに見つかり、咄嗟にデロリアンを隠しながら「気象の実験だよ」と誤魔化している。
自身のペットには歴史上の偉人の名を付けており、1955年の犬には「コペルニクス」、1985年の犬には「アインシュタイン」、1885年の馬には「ニュートン」、「ガリレオ」、「アルキメデス」と名付けている。また、クララとの間にできた二人の息子にも「ジュール」、「ベルヌ」と名付けている。
縦型開閉式のドアを好み、蒸気機関車型タイムマシンもデロリアン同様の縦型開閉のドアと階段を取り付けている。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?