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『デート〜恋とはどんなものかしら〜』【2014冬ドラマ】

【2024年6月5日感想】

私の中では殿堂入り級の名作です。TVerで再配信される度に観ます。いつも笑って、泣けてしまいます。

ちなみに私のニックネームは、この主人公
の一人、谷口巧の自称、「高等遊民」から名付けました。
強烈個性キャラ系は、通常1名が強烈個性ですが、この作品は二人が超強烈な個性キャラ、とてもレアだし2倍楽しいです。ぜひ、続編かリメイクを希望します。ただし、人選が難しい。

中途半端な俳優ではなく、ベテランの美男美女でならくては成立しないでしょう。

観る度に学びます。当時は面白い人たちだと、漠然と思って観てましたが、今の時代にようやく追いついてきた感じがあります。個性重視でしたいことをして生きていい時代、でも時代なんて流行なのです。この時代もそう長くないでしょう。では、また。

【作品情報】

『デート〜恋とはどんなものかしら〜』、2015年1月19日から3月23日まで「月9」枠で放送されたドラマ。古沢良太氏脚本のオリジナル作品。

恋愛力ゼロ・恋愛感情ゼロの「どこか欠点のある男女」が織りなすラブコメ。舞台は横浜市を中心に展開される。

主演の杏さんは「月9」枠では本作が初出演かつ初主演で、共演の長谷川博己さんも本作が「月9」初出演。

同年9月28日に、スペシャルドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜2015夏 秘湯』が放送。

【あらすじ】

内閣府の研究所で働く藪下依子は、父親から見合いを勧められる。しかし、恋愛経験が無く、結婚は相手との「契約」と捉える依子は、ことごとく見合いに失敗し、結婚相談所に登録。一方、自身を高等遊民と称する谷口巧は、女性と新しく出会うことで働く意欲を持って欲しいと願う幼馴染の島田宗太郎によって、勝手に結婚相談所に登録させられる。依子は巧のプロフィールに記載してある身長や生年月日などの数字が全て素数で構成されていることに興味を持ち、デートをすることになる。

恋愛感情の無い理念だけの交際と割り切り、さらに依子に想いを寄せる鷲尾豊、宗太郎の妹・島田佳織が割り込み四角関係となってしまうが、二人は不器用ながら互いに気になる間柄となっていく。

【主要人物】

藪下 依子 演 - 杏
国家公務員。東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻でミレニアム問題の研究をした後、内閣府経済総合研究所に入所。現在は横浜研究所に出向中の研究員であり、地方自治体の公共施設における民間型不動産価値から見た公民連携手法に関する数理モデル・応用の研究論文を作成している。いわゆる「リケジョ」だが、自身はそのように呼ばれることは嫌う。官舎で一人暮らし。
誕生日は1985年3月22日、血液型はAB型。肩こり体質。
物の配置などに対して数ミリ単位のずれも即座に修正したり、毎日の服装や食事に至るまで、自身が決めた生活習慣・法律・恋愛マニュアルの各種を遵守し、常に規則正しく行動。通勤やデート場所への移動の際はスクーターのビーノを使い、ここでも法定速度を正確に守る運転をしている。
発言は非常に冷静かつ合理的・理論的。情報処理の能力が高く、仕事は1人で5人分の働きをこなす。数値に対する驚異的な記憶力を持ち、円周率を2万3千桁まで暗記する等、一度見た数字は決して忘れない。また、高校時代に「歩け歩け大会」において65km歩いたことがある。
反面、四角四面で融通が利かず他人へのデリカシーに欠けるため、無自覚に相手を怒らせることも多い。それゆえ幼稚園以来、通算14人[注 3]から「心が無い」と言われたことから、それを認めざるを得ないことも自覚している。
しかし、単に愛情や感情といった数値化できない事柄に疎いだけで、自分が結婚できないのではないかと心配する父の心情を理解し苦悩したり、巧にクリスマスプレゼントとして送った若年無業者支援の資料に自ら詳細な書き込みをする等、不器用ながらも親身になった配慮をしようとする面がある。
「目標のためには努力を惜しまない」ことを信条としており、そのためには非常に情熱的かつ積極的に行動するが、合理性・効率性を重んじるあまり行き過ぎることもしばしば。
母のような研究者を目指し、母が生前解けなかった問題を解こうと大学・大学院と研究を続けたが挫折。3日間死んだように眠り続け目覚めた後、父と同じ公務員を志し、短期間で国家公務員試験に合格した。
結婚相談所の資料に記載された、生年月日・身長・体重がすべて素数の巧のデータに興味を持ちデートを申し込む。2回目のデート中、彼からのプロポーズと共にその素性を知り丁重に断ったものの、その後カップリングパーティーで再会、ふとした縁で交際を続行することになる。巧と夫婦生活に際する契約書を作成し、結納まで漕ぎついたものの結局取り止めとなる。
幼少より恋愛事に全く関心がない態度を貫いており、結婚の目的も「国の少子化対策に貢献し、国のGDP低下の抑制」と決めつけ、ならびに「お互いが有益な共同生活を送る上での契約に過ぎない」と述べるなど結婚論もドライな感情しか持っていない。しかしその一方で本心では本当の「恋」をすることに憧れている。交際を申し込まれていた鷲尾と付き合い、誕生日にはプロポーズされた。しかしお互いに本当の恋をしていた相手は巧だと気付き、再び巧と付き合うことになる。
谷口 巧 演 - 長谷川博己
35歳の健康体でありながら、労働を拒否し母親に扶養されつつ読書や映画鑑賞等をして日々を過ごす高等遊民を称する若年無業者である。母の年齢や老いを感じ、新たに「寄生」出来る相手を探し結婚する方法にいきつく。
無職では良い相手に巡り合わないとの宗太郎の配慮から結婚相談所には出版社勤務として登録。このことをきっかけに、依子と出会う事になる。
誕生日は1979年7月23日、血液型はA型。13年にわたる引きこもり生活を送っていたため、人ごみや雑踏、長距離の電車移動等が苦手で外出のたび体調を崩していたが、依子との交際の過程で外出の機会が増え徐々に改善されている。
身なりは小綺麗ではあるが、「聖域」と称した自室には小説・漫画・映画ソフトなどが山積みとなっており、自身もこれらの作品の台詞をたびたび引用する。
プライドの高さゆえに自らの生き方に対する否定的な意見には強い拒否反応を示し、趣味で得た豊富な知識とそれに基づく独自の理論を展開し他者を論破しようとする傾向がある。また趣味の話になると相手の反応はお構いなしにうんちくを傾ける、いわゆる典型的な「オタク」気質の持ち主。しかし、自らの過ちに気付けばそれを認め相手に謝罪する素直さを持つ、本質的には繊細で心優しい性格。
理想のタイプは「オードリー・ヘプバーン、原節子、峰不二子、メーテルを足して4で割った女性」。
学生時代はスポーツ万能・成績優秀な人気者でかつ親孝行でもあったが、表現者を目指した自身の才能に限界を感じ挫折した上に就職活動にも失敗[注 5]し、現在に至る経緯を持つ。
女性とのファーストキスも未経験だったが、年末のカウントダウンパーティで佳織が図らずもその相手となる。
依子と別れた後、想いを寄せられていた佳織と付き合い、一緒に母の美術教室を継ぐことになったが、お互い本当の恋をしていた相手が依子だと気づき、依子と再度付き合うことになる。

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