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【小説】『君らは選ばれし戦士だ!!』

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ラブコメ、ファンタジー、未来SF、過去私が観た映画、ドラマ、アニメのいいとこをツギハギした作品。このシーンの作品は何かな?
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【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉘あとがき

いつも数あるブログの中から、ご訪問、ご愛読頂き誠にありがとうございます。 この作品を書いたきっかけは、他のブックで、視聴した映画、ドラマ、アニメの感想を書き溜めているのですが、なんか勿体無いなという違和感から、感想だけではなく、自分やブログに訪問して下さった方々に「あっ、この元作品何だろう?とかもう一度観たいな」と思っていただけるようなモノに出来ないだろうか?との発想から思いついたのが、観た作品のエッセンスを切り貼りして物語を作るでした。思い立って一気に書けたのがこの作品です

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉗大宇宙戦争編

【作戦指令室】 7 人の将軍が会議テーブルに着席していた。 勇作と千夏がサーシャに案内されて席に着いた。 アミダラ「将軍の皆さんにご紹介します、勇者 ユウサク様とチナツ様です」 「二人は、私の前世で父と母でした」 「そして、神の王ゼウス様より、無敵の能力を授かりし者です」 7 人の将軍「勇作様、千夏様よろしくお願いいたします」 勇作たちは、すんなり受け入れられたらしい。 どれだけ特盛で宣伝したのだろうと勇作はプレッシャーを感じていた。アミダラ「兄のラークたちが来たわ」 将軍

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉖大宇宙戦争編

【アミダラ兄の惑星:M00002】 狙撃者たちは、アミダラ兄の元へ向かった。 アミダラ兄「どうだった、アミダラを殺ったか」 狙撃者 A 「変な奴に邪魔されて出来ませんでした」 狙撃者 B 「そいつからの伝言です」 「我々はアミダラに味方する。我々の力は、惑星も破壊できる、直ちに降参せよ、もし、戦闘を続けるのであれば、人がいない惑星か宇宙空間で決着をつけよう今降参すれば命は助けてやる、戦闘ならば全滅だ」 アミダラ兄「なっ、なんだとぉー」 「そいつらはどんな奴だった」 狙撃者

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉕大宇宙戦争編

アミダラ「私は王家に生まれたて、幼いころから超能力と魔法両方使えることもあって、女王という座に就くことになったの」 「全宇宙の王って、宇宙全体の平和を維持するために必要なすべの権限を持ってるの」 勇作「戦争の原因はなんだい?」 アミダラ「私を女王と認めない兄が反勢力を集めていて、規模は大きくないけど目立ってきたの」 勇作「嫉妬か」 アミダラ「兄とは昔から仲が悪かったの、だから距離を置いていたわ」 勇作「その兄さんを倒せば解決しそうだな」 アミダラ「兄はリーダーの素質はないわ

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉔大宇宙戦争編

【宇宙船内部】 女性「ママ、お父さん会いたかった」 「信じてくれてありがとう、分からなかったらどうしょうと思っちゃったよ」 「まずは、とても疲れてると思うので休んで、お風呂に入って寝て起きてからお話しましよう、ね」 千夏「うん、そうさせてもらっていいかな」 勇作「助かるよ、何がなんやら」 二人は、まるで温泉宿で温泉につかり、畳の和室で天ぷら、刺身、和牛ステーキ、ご飯、みそ汁で食事して、和室でふかふかの布団でぐっすり眠った。部屋の障子が朝日で白くなり二人は目を覚ました。勇作

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉓科学文明の最後編

【羽田飛行場 PM21:00】 滑走路の隅に設置した装置が作動して未来とのゲートが開いた。光の中から続々と未来人が歩いて来た。 そのゲートは生体しか通れず、マシンが入ろうとすれば原子になって再生は不可能である。 およそ 30 分程度で未来人 150 人がゲートを通過した。勇作「それでは短い間でしたが、お世話になりました」「これからもゆうか達をよろしくお願いします」 千夏「加治さん、田中博士よろしくお願い致します」 加治「うん、安心して任せなさい」 田中博士「気を付けてな、地球

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉒現在の元の世界編

3人はレストランで食事をして、ゆうかの洋服を買いに行った。 ゆうか「いっぱい買ってもらっちゃった」 勇作「まだ買うのかい」 ゆうかの買った荷物を全部抱えていた。 ゆうかは少し心配そうに勇作の方を見た。 千夏「心配しなくても大丈夫よ、ああやって娘の買った荷物を持ってあげるのがお父さんの夢だったんだから」「夢が叶ってよかったね」 勇作「ちょっとー勘弁してよー」 「でも、ちょっとあれだな」 ゆうか「どうしたの、お父さん」 勇作「結構かわいらしい洋服ばかりだったけど、だれの為に着るの

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉑現在の元の世界編

【内閣情報調査室】 親子は通常通り出勤した。 加治「勇作、千夏、せっかく再会できたと思って喜んだのに、ほんとに済まない、出来れば俺が変わりたいよ、ほんと」 勇作「俺たちは、人類が皆幸せになるように、神様に命を与えられたので、こうしてゆうかにまた会えただけでも幸せでしたよ」 千夏「そうね」 勇作「そうだ、あと少しだけの時間をゆうかのために使いたい」 ゆうか「何をするの」 勇作「君も魔法が使えるように特訓する」 ゆうか「そんなの無理だよ」 勇作「無理じゃないよ、無理だと思うから出

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑳現在の元の世界編

【ゆうかの部屋】 ゆうか「ママ、お父さんお疲れ様でした、なんか長い一日だったね」 千夏「うん、ゆうかこっちに来て」 ゆうか「なに?」千夏に近づく 千夏「ギュー」ゆうかに抱き着いた。 ゆうか「おかえりなさい、ママ」 千夏「ゆうかをまた抱けたなんて夢みたい」 勇作「どれどれ、お父さんも」 ゆうか「えーやだー」 勇作「なっ!」 ゆうか「うっそだよー、おいでお父さん」 勇作「ゆうかぁー」 千夏「はっははははは、からかわれたねお父さん」 ゆうか「よしよし」勇作の頭をなでる 勇作「ほんと

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑲現在の元の世界編

【会議室】加治「ゼウス様の話は、我々の情報と大体一致してるよ」 「近々大きなゲートが開いて大勢の未来人と物資がやってくると確認している」 勇作「その前に未来人と話をしましょう」 加治「どんな話をするつもりなんだい」 勇作「俺たちが未来に行って AI を倒す、いや一旦地球をリセットします」 加治「相手の事は全くわからんぞ」 勇作「加治さん、伊達に地獄や異世界でだって、何もかも未経験でしたよ、今更です」 加治「そっか、よし、俺はいつ、どこでゲートが明くのか探ってくる」2 時間後、

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑱現在の元の世界編

10 分後勇作が話を再開した。 勇作「僕と千夏は、ゼウス様、あっゼウス様は神様の頂点にいる神の王様です」 田中博士「知っとるわい、はよ続けろ」 勇作「はい、僕たちは前例のない掟を破った罪として、異世界に転送されました」 「転送でこの姿になりました」 「異世界での使命は、魔王が手を焼いている 5 匹の魔人が異世界で悪事三昧しているので処分しろ、とのことでした」 ゆうか「異世界ってどんなところだったの」 勇作「エルフ、ドワーフ、妖精などがいる RPG ゲームみたいな世界だった

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑰現在の元の世界編

【会議室】 全員黙々と弁当を食べていた。 皆が食べ終わるのを見計らって勇作が口を開いた。 勇作「やはり僕が死んだところから話を進めた方がいいかな」「僕は気が付いたら天国にいました。そこは、僕が素晴らしいと思い描く場所でした」 「山に囲まれた湖のほとりにいました」 「食べ物、飲み物、家までも想像して、欲しいと願うだけで現れました」 加治「さっき弁当頼んで損した」 千夏「ふっふふふ、あいかわらず」 勇作「千夏ちゃんが死んだことを女神様から聞きました」 「自殺と見なされ、地獄に

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑯現在の元の世界編

【現在の元の世界】ビルとビルの隙間がパッと光った。 光が収まると勇作と千夏が立っていた。 現代にふさわしい服装に変わっていた。 目の前 5m くらい先で女性と男性が死闘を繰り広げていた。 K1 に近い格闘技だ。 女性が蹴りを放てば男性が足で受け止め、男性がパンチを出すと、女性が肘でガードするなどほぼ互角に戦っている。 勇作は空を飛び、3 階ほどの高さから男性にキックを打ち込んだ。男性が消えた。 勇作「君、大丈夫か」 女性に声をかけた。 女性「あなたは誰? 空を飛べるの? 未

【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑮異世界ファンタジー編

【町の中心広場 夕方 17 時】 ドーンと花火の音がした。 町中心部が松明で明るくなっていた。 勇作「まずは王様にあいさつに行こう、どこかなぁ」虫たちの視覚や聴覚を通して探した。 勇作「あっ、いた酒場にいるよ、行ってみよ」 二人は酒場に入った。 勇作「王様、すっかり出来上がってますね」 国王「おー勇者殿」 「祭りはいいのぉー、勇者殿も一杯どうだ」 勇作「ありがとうございます、では頂きます」 国王「ほれほれ、千夏殿も」 千夏「ありかとうございまーす」 王様が自ら二人に酒を注い