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リーダーの仮面

 前回の記事で私が管理職になるきっかけを記してきました。突然の辞令で十分な引継ぎが出来なかったことに、今となっても苦慮しています。


 最近思うことは、自分がいかに権威が弱いことです。薬局長としての肩書きは確かにありますが、私よりも年上でキャリアの長い薬剤師は納得できないことになかなか従ってもらえずです。

 何かしらの懸念を理由として話し、指示に対して難色を示します。残念ながら私はそれらの懸念を論破できる根拠を示せずにいます。
 

 権威が弱く論破もままならない私が管理職としてどう振る舞えば良いのか?
 こんな情けない状況を解消しようと読み進めている本がこれです。

ダイヤモンド社 リーダーの仮面


 読んで理解できている中でリーダーとして必要なのは、誰でも守れるルールを作ること、そのルールに則り公平な評価をすること、こうすれば感情に左右されずにリーダーを務められる。
 そのために仮面を着ける。仮面は他者からの感情から自分を守り、自分の感情を他者へ放出しないのです。

 こんな冷徹な存在になるのかと抵抗感を覚えますが、これで良いのだとも理解できます。感情の交流や共有はプライベートで自分と親しい人達とするものであり、仕事では実利を相互に求める。

 この認識をまずは持ち続けて行き、管理職を務め続けます。次回は本の感想の続きか、実践して分かったことを記したいです。

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