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一年前の私からの手紙

一年前の自分からの手紙が届いた


もうすぐ娘を産んで一年になる。私が出産した産院では、「一年後の自分宛ての手紙」というものをやっていた。退院するときに手紙を預けると、一年後に発送してくれるのだ。
それが、先日届いた。
産後の高ぶった気持ちの中で書いた手紙で、とても印象に残っていたから、だいたい内容は覚えているつもりだった。けれど、読んでみると忘れていることもあって、なんだか新鮮な気持ちで読むことができた。

以下、手紙の一部


『明日は退院日です。入院中は何かあれば、ナースコールでプロの助けをもらえたので、心強かったのですが、これからは、自分が親として責任をもって娘のお世話をしなければいけません。まだまだ、抱っこもままならず、よくわからないことばかりです。一年後には自信をもって育児できるようになっているのでしょうか?
妊娠中は、出産できれば、不安から解放されると思っていましたが、出産したらしたで、次々と不安の種が出てきます。おそらく、一年後もそれは変わらないのでしょう。
でも、一年。最初の一歩かもしれませんが、一区切り。たくさんの人の助けを借りて娘を育てられることに感謝しつつ、自分自身もほめてあげてね。』

手紙を読んで


この一年いろいろあったけれど、がんばったなーとしみじみ。手紙で予想しているとおり、相変わらず毎日いろいろな不安がでてくることには、我ながらびっくりしている。けれど、健康に成長してくれている娘と一緒に誕生日を迎えられることに感謝しつつ、自分のこともほめてあげようと思うことができた。

来年の自分宛てにも手紙を書いておこうと思った。



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