仕事と幸福度などなど

ふと思ったので書く。私は30半ばで新卒から10年以上勤めた会社を退職し、もうすぐ5年が経つ。10年以上勤めたこともあり前職の同期とは定期的に会ってるし、よく飲んだりもする。前職は給与こそはイマイチではあったもののWLBは本当に良くて、胃がキリキリする大変な時は年に一二回あるかどうかだったと思う。基本22時を超えて残業することはなく、平均的には19-20時には会社を出れていたと思う。今の生活とは全く違う。今のは19-20時に仕事を追われる日の方が少なくいつも毎日案件のことを思いながら過ごすので、ある程度慣れたものの、仕事が生活の一部みたいになっている。

今の仕事は自分が続けたければあと10年は続けられると思うが、それ以上は難しそうだ。というか、あと10年も体力が持つ気がしない。今年めっちゃいい機会があったが逃してしまった。バカなことをした。

昨日は子供が寝た後、疲れてソファで横たわっていたら寝てしまい目覚めたら23:30だった。目覚めた時に突然不安になった。5年後自分は何してるんだろうかと。何でこんな不安に駆られるのか。

前の会社の場合はもう与えられた仕事だけこなしていれば良くて、老後のキャリアも何となく予想がつく。給与こそは残念だが、今となれば何も考えず適当に働いておけばいいというのは本当にありがたい。辞める気なんてさらさらなかったのもそうだし、何ならずーっと井の中の蛙でいたかった。マイルドヤンキー田舎から出ずに幸せと同じロジックである。SNSなんてなかったら辞めてなかっただろうけど、辞めてなかったら給与の低さに嘆いていた自分も想像できる。ただ、どちらが良かったのかは全くわからない。当時は好きに使えるお金が少なかったこともそれなりにストレスであったが、土日は完全に休みだったし、休日に仕事のことを考えることは稀だった。二、三年に一回は異動するし、あまり飽きずに色々出来たのも良かった

結局どうすべきだったのかは未だによく分からないが、今はやめずに頑張ってる自分がいる。みな仕事辛い人たくさんいると思うけどどうやって精神をキープしてるのか。やはりそろそろ次の道を考えてもいいのかもしれない、と思う今日この頃である。

一歩引いてみると今の悩みも大したことない気もするが、渦中にいるとそうは思えない。こういう修羅場を潜り抜けながら人として成長するのだろうか。

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