私が勉強で一番大切にしていたこと
こんにちは!うりさすぎの友達です!
今回は、私が受験期に勉強していた際、大切にしていた3つのことをお話します!
この3つを意識する、行うだけで、勉強したことの定着度が大きく変わりました!
(*あくまで私の場合です)
早速ご紹介します!
大切にしていた3つのこと
それはズバリ...…
・問題文で何が起こっているか、現象をイメージする
・まとめノートをつくる
・とにかく演習を積む
それぞれについて、詳しくご説明します!
現象のイメージ
問題を解いているときのことを思い出してみてください。
「あーこの問題分からないな」
と思うとき、これには大きく2つの原因があります。
①知識問題で、その知識が抜けている。
②問題文で何が起こっているか、適切にイメージできていない。
①について、これは演習を積んで頭に定着させるしかないです。
②には、現象のイメージ、が重要となります。
②が原因で解けないとき、自分の頭の中で、問題文の状況が思い描けてないのです。
この②の原因って、意識している人は少ないのではないでしょうか。
問題をみて、「え、よくわかんない」からと解説をみて、「あーそういうことね」でなんとなくで終わらせてないでしょうか。
私はそのうちの1人でした。
これを指摘されたとき、私の中で革命が起こりました(笑)
「あ、ちゃんとイメージできてないから、解けないんだ!!
そのことにまず気づいてなかったわ!!」
となりました。
私の説明力のなさのせいで、きちんと②の重要性が伝わるかが心配です。
なんというか、「この問題が解けない」というより「この問題で何が起こっているかが分からない」という考え方にシフトした方が良いということなんです。
例えば、物理の問題で、「物体に力を与えて床を滑らせる」という状況のとき、どんな力がどの向きにはたらいているかをきちんとイメージできているかということです。
「イメージ」というと、自分の頭の中にとどまってしまいそうですが、頭の中だけで複雑な状況を整理するのは難しいです。
ですので、そのイメージを図にするというのが大事になります。
問題用紙の余白にかくのです。
後は、イメージ(図)から式に落とし込むのです。
イメージを式に落とし込む、という作業により、おのずと問題の答えが導けるようになるのです。
イメージが適切でないと、誤った式となり、答えも間違えます。
また、解説をみるときも、どういうイメージなのかを意識すると、正しいイメージができるようになっていきます。
とにかく、問題を解くときも、答え合わせをするときも、イメージをしながら行うのが大切です。
余談ですが、マジカルラブリーさんのネタ「算数が苦手」では、「問題文の状況をイメージすると解きやすくなる」ということを言っています。
受験後にみたのですが、「本当にそう!!」と一人で共感してました(笑)
(観点がズレていますが(笑))
まとめノートをつくる
これは私の高校の先生の教えです。
単元を学習したら、その内容を簡潔にノートにまとめていきます。
このときに大事なのが、「このノートをみたら、この教科のことはすべて分かる」ようにすることです。
知識だけでなく、解くプロセス等もまとめます。
例えば、物理でいうと、
物体の運動
①1つの物体に着目する。
②その物体にはたらく力を全て図にかく。
③座標系を決めて、ある向き(例えば水平方向)について、
等加速度運動:運動方程式をたてる。
等速運動・静止:力のつりあいの式をたてる。
という感じです。
問題の解き方は、教科書にかかれていません。
こういったものを「言語化」してまとめることが重要になります。
教科書や参考書、色々なものにバラバラに散らばっていると、あとから探すのが大変になりますし、整理できておらず、その教科のことがしっかりおさえられなくなってしまいます。
また、重要なのが、「全部でこれだけ」という状態にすることです。
ある単元についてまとめるとき、「これで全部」の状態にしておくと、「他にもあるっけ?」と不安になることがないです。
つまり、安心できます。(受験直前は不安になりやすいので)
このまとめノート、かなりつくるのが面倒くさいです。
元々勉強家ではなかった私は、このノートをつくれと言われた当初は、「面倒なことさせるな!」と嫌に思っていました。
でも、自分が勉強を進めていく中で、前に習った単元を久しぶりにやるときに、このノートをみれば簡単に思い出せる、と有難みを感じました。
定期テストなら習ってすぐの単元しかでないので記憶に残っていますが、受験となると、範囲は膨大で、だいぶ前に習ったことは忘れてしまっています。
まとめノートをつくることで、いつでも安心して勉強ができます。
ですから、面倒くさいと思ってしまうかもしれませんが、つくった方が良いと思います。
しかし、1つ注意があります。
それは、「まとめすぎないこと」です。
私は完璧主義なところがあるのですが、そういう人は特に注意です。
「これで全部」というのがやっかいです。
難しい、受験本番レベルの問題となると、考え方が特殊なものもでてきます。
そういったものも、逐一まとめようとすると、パターンが多くなりすぎて頭がパンクします。(私はそうなりました)
これは受験終盤、つまりもう間に合わない段階で気づいたことなのですが、「基礎・普通レベルの内容は全てまとめる」ということです。
正直ラインが難しいのですが、私の場合は、問題集の中でも、難易度が五段階だったら、3まで必ず、4もできる限り、5は省く、という感じです。
完璧主義な人は5を省いてしまうことが嫌に思うと思います。
しかし、受験というのは結局「基礎がしっかりおさえられている」方がはるかに重要なのです。
5に固執する前に、3までをしっかり固めるのが重要です。
難しすぎる問題は解ける人がほとんどいないので、気にしすぎる必要はありません。
まとめノートの重要性について、長々と語りましたが、まとめ方の説明にうつります。
基本的な流れとしては、
①学校または塾の授業をうけて、その流れでまとめる。
②問題集を解いて、まとめノートにかいていなかったら付け足していく。
です。
個人的には、後から付け足すことを考えて、ルーズリーフでまとめるのが良いと思います。
また、問題集を解くときなのですが、
1周目はまとめノートをみても良いことにする
(できるだけ自力で解く→まとめノートをみながら解く→解説をみてまとめノートにつけたす)
2周目はまとめノートはみず、答え合わせをしてまとめノートにつけたしていく
というのが私のやり方です。
1周目のときはまだ頭にそんなに定着してないと思うので、答え合わせで×だらけになるよりは、まとめノートをみた方が良いと思います。
まとめノートを自分の脳ミソ代わりと思うと、よくまとまると思います(笑)
まとめノートはなかなか説明が難しいです。
私の同級生でもあまりこの重要性がわかっていなかった人たちが多々いました。
先生でも、このノートを提唱した人以外はちゃんとわかっていなかったように感じました。
信頼できる、この先生はこの教科のことちゃんとわかってる、という先生がいれば、そういう先生にノートをチェックしてもらうと良いと思います。
もし、ご依頼があれば、私のまとめノートを公開することも考えます!
とにかく演習を積む
これが抜けては上の2つの効果が減ってしまいます。
別の言い方をすると、「とにかく演習を積む」というのは、「上の2つを行う回数を増やす」ということなんです。
現象のイメージをしてても、その回数が少なければ、受験本番の問題で適切なイメージをすることが難しくなります。
たくさんイメージをすることは、自分の脳が正しいイメージを思い描けるように訓練することなのです。
また、まとめノートも、受験本番までに、そのノート(自分の脳ミソ代わり)が本当に自分の脳ミソに刻まれていなけれなれば意味がありません(ノートは本番は持ち込めませんよね)。
問題集を解く度にそのノートを自分はみることになりますから、回数は多ければ多いだけいいわけです。
逆に、「とにかく演習を積む」ということをしても、「現象のイメージ」「まとめノート」がなければ、勉強したことが定着しにくいです。
ただ問題を解いて答え合わせする、だけでは頭から抜けやすいです。
脳ミソにきちんと定着するように演習する必要があります。
(ここで注意ですが、「現象のイメージ」「まとめノート」を必ずやれと強制しているのではなく、違う方法であってもいいから、脳ミソにきちんと定着するようなことをしなければならない、ということが言いたいのです。)
おわりに
今回は、私が勉強するときに大切にしていた3つのことについてお話しました。
・問題文で何が起こっているか、現象をイメージする
・まとめノートをつくる
・とにかく演習を積む
この3つです。
勉強方法には色々あり、人によって合う合わないがあると思います。
あくまで私の経験談ですので、自分に合わないと思ったら他の方法にしてみてください。
参考になれば幸いです!
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