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幽玄の世界

お茶をしている人にとって幽玄の世界と言われる茶事

夜咄

冬の寒い日に蝋燭の灯りで茶をたてる

一度だけよばれたことがあるけれど、とても不思議でリラックスしたのを覚えている。

そんな正式な茶事はできないが、たまに蝋燭の灯りでお茶をお出しする


何故か皆ほっとくつろいでいるよう。

聞こえる音は、柄杓から落ちる湯の音

こぽこぽこぽ

釜の湯が沸くときの音 釜なり

しゅんしゅんしゅん 松の音とも言う

静かな静かな冬のひと夜

ああ幽玄の世界

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