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ドラマ「真夏のシンデレラ」とオフコース「夏の日」

今期のフジテレビの月9は「真夏のシンデレラ」

湘南で生まれ育った幼なじみの3人娘と東京在住の東大卒のエリートの3人の男(うち一人は学歴詐称みたいだが)+ライフセーバーで小児科医という男等が織りなす恋模様というドラマ。

うーん、突っ込みどころ満載のドラマなんですが、何故か毎週観てしまっています。私のような昭和の爺にとっては、何処か郷愁を誘うものがあるのでしょう。

タイトルに「シンデレラ」が冠されていますが、森七菜演じるヒロインの蒼井夏海(あおいなつみ)にシンデレラ感がないんですよね。サップのインストラクターをしながら、父が経営する飲食店を手伝うというか夏海が切り盛りしており、充実した生活を送っているんです。つまり、現状の苦境をなんとか脱したいという感じがあまりしないのです。

むしろ、間宮祥太朗演じる主人公の水島健人(みずしまけんと)の方が現状に苦しんでる様子なんですね。高名な建築家の父が経営する大手の建設会社の御曹子で、健人も東大卒の建築家なんですが、実は海洋生物学者になりたかったらしいのです。

これは意表をついて、シンデレラボーイの物語になるのかななんて想像したりします。健人がエリートコースを外れて海洋生物学者の道ヘ進み夏海と結ばれたりするんでしょうか?

昨夜放映された第4話。この回で健人と夏海は初めて名前を呼び合うようになりました。

「夏海」
「健人クン」

夏海が呼び捨てせずにクン付けで健人のことを呼んだのが良かったです。

私も遥か遠い記憶が蘇ってきましたw

歳を重ねるとクン付けで呼ばれなくなりますからね。同窓会なんかで女子からクン付けで呼ばれると胸が締めつけられ切なくなりますw

で、このシーンで記憶と共に蘇ってきたのがオフコースの「夏の日」という曲でした。


きみがぼくの名前を
初めてよんだ夏の日

この曲でオフコースは初めてミュージックビデオを作ったと記憶しているのですが違っていたらすみません。

冒頭で刑事を演じる芸人の西川のりおが出てましたね。

主役はドラムの大間ジローさんとヒロインが田中美佐子。田中美佐子、可愛かったです。

田中美佐子が大間さんをビンタしたお店は確か葉山のマーロウというレストランで、店長役はオフコースのマネージャーの上野さんでしたっけ?懐かしい。


とどけ 心 明日まで
せめて秋が終わるまで
いつも愛は揺れてるから
心を閉じて誰も
そこへは入れないで

第4話の健人はこんな心境だったでしょうね。

オフコースの「夏の日」は1984年リリースです。

夏=海=恋

このイメージは永遠なのかもしれませんね。

追記

引用させて頂いた「夏の日」のミュージックビデオは音楽が終わったところで終了となっていますが、本来は続きがありまして、冒頭で描かれた誘拐事件の結末があったはずです。最後は西川のりおの「冗談はよせ」のセリフと同時にスタッフロールが始まった記憶があります。

4人になったオフコースは音楽番組には出演しませんでしたが、何故か「オレたちひょうきん族」には何度か出演していたので、その繋がりで西川のりおが起用されたのでしょうか。

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