グループホームの規則は厳しい

注意書き

 見学に行ったのは、数年前の話なので少しうろ覚えかもしれません。(また少し見直されたりしているかもしれないし、いろいろなホームがあると思うので、以下の内容と違うホームもあると思います。)

 ホームページとかだと、情報があんまり詳しくないので、少しぐらい誰かの参考になって不安や判断の時間が短くなったらいいです。


私が障害者向けグループホームが難しいとか、利用が嫌だと思った部分

(グループホームにもよると思いますが、)

  • 月の費用が自分が一人暮らしするより、かかりそうだった。

    • ホームの利用費用と自分の日用品を購入などのお金を合わせて考えると金銭的に十分なお金がなくなりそうだった。(人によっては、家族に補填してもらっている人もいるらしい)

    • (ある程度自分で自炊できるひとは、余計に差額ができると思います。)

  • 平日の昼間、働きに行かなくてはいけない。

    • 週5日労働が、前提な規則になっていた。

    • 平日に、急に体調が悪くなっても、帰ってすぐ休むとかはできないかもしれないと感じた。

  • 外出が自由にできない

    • 平日の仕事帰りに一度帰ってくると、近場でも外出許可がでない。(職員さんに言えば、近くのコンビニなどにいけるホームもあったけど、行けないホームもある)

    • 係の人が、いないときは中には入れなかったり、外出ができなかったと思う。

    • 鍵を持たせてもらえる場合もあるらしいですが、もらえないのが基本かもしれない。

  • 眠る時間が、決まっている(消灯がある)

    • 眠れなくても、寝なくてはいけない

    • 無理に寝ようとすると過呼吸になりそうとか、精神的に不安定になるから、眠気が来るまで本を読むとかしたい人には辛いと思う。(職員の見回りが夜中に来るし、消灯時間がきたら部屋は暗くしないといけない。)

  • ご飯が美味しくなかった(体験宿泊したところは美味しくなかった。)

    • 自分では基本、用意したりできない(外食するときなど、断ればOK)

    • あらかじめ断ることもできるけど、基本食事代は取られる(数日前に断ればとられない場所もあったけど、それでも元々の費用としてとられる場所あり)

    • ある程度自分でご飯が作れる自信があるときはつらいかも

    • 許可をとれば、休みの日にお菓子とか作れる場合もあるけど、毎回は食事を自分では用意できないと思ったほうがいいかも。

  • 同じ建物で男女共同な場合があり、抵抗があった。(男女別の場合もあるけど、そうでないグループホームもある)

    • 孫がいてもいいような年齢でも襲われる女性がいるらしいことを考えると、結構な高齢でもないと男女共同でもいいと思う女性は少ないと思う。(そんな理由で利用者目線では、あんまり運用されていないのかもしれないと感じました。)

    • 鍵はあった気もしますが、簡易なものであることがあった。(無い部屋もあった気がする。男女別のホームだったかもしれないけど…)

基本的な

やってもらえること、用意しなくてもいいこと

  • 共用の部屋、お風呂やトイレなどは、職員さんが掃除してくれる

  • 平日は(昼間をのぞいた)朝方、夜間、職員さんがいて、相談などができる

  • 土日には、基本一日中職員さんがいる

  • ご飯をに作ってもらえる(平日の昼食以外、土日の昼は場所によるかも?)

  • クーラーなどは基本設置されている

  • 光熱費などは、家賃に入っているので、計算する手間は減る。

  • グループホームの利用料から1万円ほどは、市町村から補助があったと思う。

  • お風呂場の湯舟(国営住宅だと、自分で買わないといけないことがあるらしいので一応書きます。)

  • 掃除機、ドライヤーは、共用の物がある(見学したところは、共用だった。)


自分でやらなくてはいけないこと・用意しなくてはいけないこと

  • 入居時に購入する必要があるもの

    • カーテン(防炎耐性のあるもの)

    • ベット(布団一式)

    • 衣類

    • 日用品

  • 自分の衣類の洗濯は自分でする必要がある

    • ただし、自分の部屋に干すところがないと、干す場所の確保がたいへんかもしれないです。(他の人と交代になることもあるかも)

  • 自分の部屋の掃除

  • 洗面台に、洗面用具や歯磨き用品を置きっぱなしにできず、部屋から毎回持ってこないといけない。(他の人と混ざったり、盗難などのトラブルを防ぐためとかだったと思います。)



まとめ

3つほど見学して、少しずつ違いもありました。

細かいところは施設によるようです。

 個人的な結論として、週5日も働けるほど心身が回復していない人や、体質や性格の部分で週5労働はしんどい人には利用は厳しそうです。(A型やB型に行くにしても週2ぐらいから始めて、ゆっくり日数増やしていきたいけど、週5日はできる気がしないとか、)(1、2ヶ月ぐらいは、多めに施設にいてもいい場合もあるようですが、平日の週5日は出かける前提でないといけないらしい。)
 自分である程度できるけど、体調管理がまだ思うようにいかないとか、メンタルや体質と相談すると一般的な考えより週に多めに休める日を作りたいとか、しんどいときにしっかり休みたい人にはあんまりいい環境とは言えなさそうでした。

(そもそも、週4日労働とかも微妙だとしても始まってきてるのに、社会に出るのに何かしらの障害を持ってる人も週5固定で働けって考えが、根本的に見直されてほしいです。A型やB型もですけど、本当に見直しがゆっくりで、その間に無理して体調崩したり、希望を持てなくなった人とかが、余計に社会に出れなくなりそうとか考えてしまいます。その間にもお金や頼れる人がいなくなっていくから、精神的に消耗もします。)

 ちょっとでも参考になればと書きましたが、いろんな施設があるだろうし、もっと規則が厳しいところもあれば、緩いところもあると思います。それに、少し古い情報なのでもう少し今は改善しているかもしれないです。(しててほしいです。)

そんなに多くない見学ですが、当時の体調を考えて、筆者には合わなさそうという結論になりました。(当時はほかのグループホームも似たようなものと言われました。)
 体質とかマインドとかから、週3労働とかぐらい縮まないと無理かもとかちゅうちょする利用者候補もいるとか、施設として考慮されてほしいです。
 


#障害者
#グループホーム
#障害者施設
#発達障害
#福祉利用
#

生活費の足しにさせていただきます。