感覚過敏持ちが避けたい場所
筆者の意見
過敏症の自覚は他の人の感覚を共有できないので、なかなかどの程度酷いのかわからなくて必要以上に疲れていた時期が長くなりやすいです。(しかし、今後は認知度が上がって早く解る人が増えるかもしれません。)解ってからは、他の人は気にならないだけで「自分の体質的にはしんどいから苦手を無理に我慢する必要はない。」だから、可能ならば行かない、利用しないようになってしまいました。行きたくなっても体調不良と天秤にかけます。行くとしんどくなります。
(気にならないお客さんや気になっても安さなどで利用する人もいるので、サービス提供者やお店側は気にならないかもしれないですが、そんな理由で離れる客がいる話があってもいいかなとか、思って載せます。)
感覚過敏の人が苦手な場所を、要約すると
ひとが多い、密集している
臭いがこもる
唐突に何かが体にあたる可能性が高い(腕とか、荷物とか)
いろんな種類の音がする
いろんな種類のひかりが入り乱れてる
濃紺の差はあれど、影が3つ以上できるような照明の当てかたがされている
いろんな種類の臭いがまざっている
いろんな音源や話が、近くで多数展開されている場所
強い光の照明が、近くの人の目に直接入るような当てかたで設置されている
強い臭いがする
大音量の音が流れている
例
(長時間いるとなると大なり小なりしんどくなると予想される場所)
映画館
ゲームセンター(大きいゲームコーナーも含む)
電化製品のお店
小型店舗はともかく、大型・中型はさまざまな家電製品(テレビ、食器洗い機など)が、動く音がしている
店内放送の音が大きい
など、
大混雑が予想される場所
イベント会場
コンサート
満員電車の時間帯
お祭り会場
パレード
遊園地やテーマパーク
など、
古い照明機材を使っている(流用している)建物や部屋
臭いのする塗料を塗った店
工事現場の近く(音や臭いがある程度は漏れることがあるため、)
香水やアロマなどの香りのサンプルがたくさんある場所(強いと避けます)
慣れもあるとは思いますが、初めてや通ってもしばらくはしんどいことが多いです。
追記
筆者は、化学物質のような臭いの店は避けます。アレルギーも少しあるため余計に敏感になっているのかもしれないのですが、ストレスになるのでできるだけいかなくなりました。
例の「臭いのする塗料を塗った店」はチェーン店で使っている何かの臭いが駄目で基本行ってないです。慣れもあると思うのですが、その臭いはどうしても駄目でした。
蛇足
筆者は、五感敏感のなかに少しだけ五感鈍麻も混ざっている疑惑を最近感じてきました。そうゆうも個人差もあって障害特性の説明書きや特定が難しく、なかなか進まないのかもしれません。