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原爆処理水 陸から近すぎる

前置き


 問題が起こったあとに、こんな負の産物を生み出してるのにまだ再稼働、稼働期間延長、新建設を進めるのとか理解できないとか思ってる人が書いてます。話がすこしはずれそうな事は線を引いてます。


開始から終わりまでの時間

開始時期の記事ばかりで、終わりがいつなのかよくわからなかったので調べましたが、ある記事には30年はかかる見込みとのことでした。

陸から1キロという距離

 処理水を薄めて、海に放出する設備が完成したようです。
 ですが、正直、陸から1キロなんて海流や風向きによっては陸方面に押し戻されてしまうように思います。薄めても、成分的に陸地にとどまりやすい放出では意味が薄れるのではないのか不安です。

 とりあえず、陸から10キロは離して、もっと拡散されて薄まるようにすべきなのではと考えています。(海流にもっとしっかり乗ると思う。)
(領海は12キロ、排他的経済水域は約370キロ、それより先は公海。太平洋側に日本に近い国はないので、この認識でいいはず。)
(できれば、排他的経済水域のあたりまで持っていくべきだと思いますが、太平洋側に公海か広がっているとはいえ、国際問題になる可能性があるので無理ですかね。
現在の1キロでも問題視する国はいるため、国際問題としては、あまり差はないのかもしれないとも思ってしまうけど。)

海産物への影響(風評被害含む)

 私と同じような疑惑を持つ人もいるだろうし、水産業は厳しくなるように感じます。ただでさえ、ここ何年も海産資源の不漁や海の異変を取り上げるニュースが増えているのに、処理水の放出で大打撃を受ける可能性が高いです。漁業関係の後継者が、30年後いなくなるかもしれないぐらいの危機感で安全管理をしてほしいです。
 風評被害を減らすために、東電の社員食堂の魚介類はすべて、処理水放出よりも東方面の(福島県を中心に、宮城県、岩手県、青森県の)海岸線からとれたもののみにするとか、それぐらいはしてほしいと思います。
 

原子力発電は副産物の管理がかかる(後世に負担をかける)

結局のところ、今回の処理水排出についても30年(予定)もモリタリングに人手が必要で、費用がかさむことになるように感じます。

筆者の思い

 処理水がたまり続けるなら、なんで水を使い回さないのかとか、使い回せないにしても他に方法ないのかなとか、「計算上安全なはず」なんて原発事故の起こした安全管理では信用できません。失敗したから余計に気を遣うこともあるのでしょうが、放射線を含んだものの処分に関しては不完全な方法で行うと取り返しがつかないようにしか思えないので、原発の再起動も含めて反対です。
 どうしても現状この方法しかないにしても、不十分さを感じたため書きました。

生活費の足しにさせていただきます。