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まりも日記/読書感想

病める時も健やかなる時も……と、愛を誓ったはるおさん(🐱)に、なんだか申し訳ないと、心をザワザワさせ、これは浮気ではないと、自分に言い聞かせて、私は目が合った本を購入した。

「まりも日記」/真梨幸子

猫ミステリーはじめまして。
真梨幸子さんはじめまして。

ふたつのはじめましてに軽く挨拶をして、本を開いたのはいいが、読み進める手が止まらない……!!!時々休憩はしていたが、数時間で読み切ってしまった。

表題にもある、まりも日記を読んだ時は、すごくドキリとした……
他人事だと、思えないので、まりも日記後の閑話を読んだ時は、まりもさん、まりもさん😭って、わたしの家で飼った記憶のないまりもさんを、思わず呼んでいた。

この作品の中でも、最も衝撃だったのは、モーニング・ルーティンのお話。
えー!!!って声がでてしまった。
脱帽とは、まさにこのこと。

そして、その声のあまりの大きさに、はるおさんは、目を覚ましてしまっていた。
すまないすまない。


「イヤミスの女王が紡ぐ猫ミス」と、帯に書いてあったのだけれど、まさか、猫が登場してそこまで嫌な感じではないだろうと、高を括ると痛い目を見るかもしれない。
ところどころ笑ってしまうが、嫌な感じはちゃんとあるし、動物と一緒に暮らしたことがある人は、この作品の、動物に対する気持ちがわかるのでは?と思う。わかって良かったのか、わからない方がいいのかは、なんとも言えないのだけれど(笑)
わたしも猫という存在に翻弄され、猫を愛して、愛しまくって、愛しているので。

この作品の、ちゅ~るに対する猫の気持ちがめちゃくちゃ面白かったり、個人的には、とても好きな作品でした!



『まりも日記 (講談社文庫)』 真梨幸子 #ブクログ

http://booklog.jp/item/1/4065317843

詳しいあらすじや、他の人のレビューは、ブクログから見れますので、よろしければ、こちらも。


最後に、うちの子を載せて終わることにします。



それでは、また。

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