配属ガチャと言う言葉に救われた話
配属ガチャと言う概念がなかったころの話
私が2012年に就職し、2015年に転職しました。
その頃は配属ガチャと言う言葉当然なかったです。
大企業も部署ごとに様々
私の家庭は父が中小企業に勤めていて”大企業に入社できると安泰”という価値観を信じて育ってきました。会社の看板こそステータスで入社出来たら成功、できないと失敗くらいの感覚で大企業に就職しました。
しかし、入社してみると自分と合わない部署に配属されました。
そこでは”1時間前に来るのが当然”、”仕事できない奴に人権なし”というような独特の風潮がありました。誰か一人が全員の敵や嫌われ者になり、そこで一致団剣するような歪な組織だったと思います。有休も2~3日取れればいい方でした。
一方で同期の中でも”有給は全消化が当たり前”、”仕事は丁寧に教えてもらえる”、”入社してよかった”などの話を聞きました。
正直会社選びに失敗したと思っていた私には、悪い意味で響きました。
周囲の反応
当時辞めたいつらいとの話をしたことがありますが、一般的な反応が”辞めるのはもったいない”、”他に行っても同じだし、給料の高い場所辞めることはない”などでした。これは話した相手には”悪意など全くなく、むしろ善意のアドバイス”だったのが当時きつかったのを覚えています。
自分が社会人に向いていないんじゃないか・・などと思い悩みました。
配属ガチャって言葉が明るみにしたこと
①ブラック部署とホワイト部署が混在する会社がほとんど
部署ごとに”企業文化”が異なるため、一部の部署は労働条件が良く、働きやすい環境を提供している一方、他の部署はブラックな状態が続いています。
後者に配属されると”大手企業でも当人は辛い”と認知されたと思います。
②組織問題は放置されがち
ホワイト部署やブラック部署、過労人材・働かない人材が混在する組織問題は放置されがちです。ブラック部署や〇〇って部署の課長は過労死ラインまで働いているなど問題は解決が難しく放置されがちです。
③キャリアは自分で全部は選べない
適性に合った配属は難しいです。もともと専門性があるなら別ですが、基本的に会社都合で決まります。これには新卒は自身の適性は”働いてみないとわからない”という現実もあります。
言葉に救われたこと
大企業を早期離職した身としては、ブラック部署だったから辞めたとか”配属ガチャ”外したと言いやすくなりました。以前は正直に話しても”えー、大企業だからそんなことはあるわけないでしょ”って反応もたまにありました。
次回予告
今回は配属ガチャって言葉に救われた話を記事にしました。
言葉自体に賛否があるのは承知ですが、一意見として読んでもらえると嬉しいです。
次回はチームワークの取り組み方を記事にしたいと思います。
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