見出し画像

在りし日の父の告白

先日、亡き父へのメッセージを投稿してから・・


その後、父とのいろんな思い出が、頭に浮かんできました。

その中でも、少しドッキリな告白をされたことを思い出しました。

あの頃、恐らく・・父が闘病中であったと記憶しております。

急になんでこんな話をしたのかと思えましたが・・

父は自分の命の期限を知り・・
忘れたかった思いを、口に出したかったのではと思います・・

あの時離婚をしていたら・・

私には姉が一人おります。

父は「ねーちゃんを連れて家を出たことがあるんじゃ‥」と言い
続けて
「あの時に家に帰らんかったら、〇〇子(ミッチェルのこと)はおらんのじゃ」

えっ❓
そうなん❓❓

思わぬ告白に、少しドキッとはしたけれど・・

そりゃーそうだよね!!!

よくこの家で我慢してきたと思うよ・・

もしかしたら自分が、この世に生を受けなかったかもしれない・・
そんなこと考える日が来るなんてね・・

原因は祖母

実家の家族構成は・・
祖母・父・母・姉・そして私の五人家族でした。

そう・・問題はこの祖母でした・・

もうとにかく \気難しい/ いつも怒っている姿しか記憶にありません・・

この祖母と同居は、言葉で言い表せないほど大変だったことは・・
言われなくても、よく分かります・・

若い頃の父も、思うところがあったのでしょう・・

思い直し・・
家に帰る決断をした父の胸中を思うと泣けて来ました・・

『おとうちゃん、ありがとう・・』
犠牲を覚悟で家に帰ってくれたことで・・
私が、この世に来ることが出来ました・・

そんな命を授かったのです・・

大切に一日一日を生きていかないと・・


この世に生まれることが出来た奇跡に感謝


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?