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どうでもいいが、それなりに
noteでフォローしている方の素性を全部把握しているわけではないが、とにかく関西在住の方々が、そろって今日は風が強いと投稿している。
そうか、糸魚川静岡構造線の向こうは強風なのだな。
窓から外を見ると、関東は実に爽やかな日和で、こういう暑くも寒くも、湿気もないという、パーフェクトな天候というのは、実は四季の移ろいを売りにする本邦では、なかなか巡ってこないのではないか、などと考えると感慨深い。
ところが午後、アトリエからの帰り道あたりから徐々に風がでてきて、夕食の買い物をして駅前のスーパーから出る頃には、だいぶ風が巻いてきた。
これから、note関西勢のいう大風が吹くのかと思うと、ちょっとワクワクするのだが、還暦すぎてそういうことを言っているのも、どういうものか。
昔から台風だの雷だのが好きだった。
不謹慎な性格なのである。
ところで家に帰ると、ブラジルでないほうのアマゾンから荷物が届いている。
中身は面白くも何ともない、ただの自転車カバーなのだが、わたしはこの荷物を待っていたのである。
なぜならばここ数年、自分は自転車カバーに裏切られ続けているからだ。
我が家にはガレージというものがない。
なので自転車を雨ざらしにしないためにカバーは必須なのだが、どうしたわけか、このカバーというのは意外と選択肢がないのだ。
例えば、我が家の近所には何軒か自転車屋があり、駅まで出れはニトリだのビバホームだの、何ならドンキホーテまであるのだが、どこに行っても、自転車カバーというのは1種類かそこら置いてあるだけである。
そういうところで買ってきたカバーは、何というか作りがちゃちなのだ。
今まで買った歴代のカバーたちは、風が吹けば外れ、ちょっと引っ張れば破けたり穴が空いたりした。
丁寧に気をつけて使っていても、一年たたずに防水がダメになる。
もう3枚も買い替えているが、極めてコスパが悪いのである。
そこでわたしはネットの海に活路を求めた。
そう、ネットには何でも売っている。
というわけで・・・。
「少し高いですが、皆様から寄せられた、数々の不満を解消するために、様々の工夫を凝らした自信の品物です。」という惹句が添えられた商品を発見したわたしは、迷うことなくこれを購入したのであった。
カバーはさっそく自転車にかけられ、しっかりくくりつけられた。確かに今までのカバーより生地も厚いし、外れ止めの構造もしっかりしている。
これは期待大である。
さあ、天気予報がこれから夜半にかけて、関東地方でも大荒れとの情報を伝えている。
明日の朝が楽しみだ。
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