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がんサバイバーのENGLISH JOURNEY#5 棚から牡丹餅

こんにちは、yatch(やっち)です!
今日はピンチヒッターとして出会った思い出深い先生の話をお送りします。


ピンチヒッター


クラウティでレッスンを予約する時、講師都合でキャンセルになった場合に、代わりの講師でレッスンを受けるか、もしくはポイント返却かを選ぶことができます。
私は最初の方は代わりの先生にお願いしていましたが、途中からポイント返却に変えました。
一度代打で現れた先生に【25分間文章をひたすら読まされて、発音を訂正される】という、悲惨なレッスンをされたことがあって、それがトラウマになり、そこからポイント返却に変えて、他のお気に入りの先生の中から自分で予約し直すようにしていました。
しかし代打の先生が皆悲惨なレッスンをするなんて事は無く、中にはとても感じの良い先生にあたることもありました。

棚から牡丹餅


そのうちの一人の先生は、とても優しくて
好印象な方だったので、その後何回もレッスンを受けていました。
なんと言ってもまず、レッスン開始前の「Hello!」の挨拶が良かったのです。
クラウティのレッスンでは、開始2,3分前になると大抵チャットボックスに「Hello」と先生から挨拶がきます。個人的に「Hello!」と【!】マークをつけてくれていると、何となく始まる前からちょっと嬉しかったりしました。
しかしこの先生は、そのチャットボックスに加えて、テキスト画面に【Hello 👋】と手のイラスト付きの挨拶を毎回してくれたのでした。
そして彼女の人柄も、そんなイラストのように温かい感じでした。

通じなくて困った事


丁度文法のレッスンが終わった頃で、なんとなく今の自分の立ち位置が知りたくなり、10年ぶりにTOEICを受験しようと考えていた時でした。飽き性の私は、TOEICの勉強を兼ねてビジネス英語のレッスンを受け始めていました。
なので、初めの頃はビジネス英語のレッスンをお願いする事がありましたが、この先生は笑い上戸な先生だったので、フリートークの方がとても盛り上がる事がわかり、途中からはフリートークばかりでお願いしていました。
コンビニエンスストアに関するフリートークレッスンの時は、いちばん近いコンビニまでどれくらいかかりますか?」と質問がきたので、「大体10分位です………車で」と言うと、目を丸くして驚きながら笑ってくれました。
セブ島の方が私の住む街より遥かに都会なので、日本の田舎の不便さに驚いたのではないでしょうか。
ファストフードについてのフリートークレッスンをした時は、「好きなファストフード店は?」という質問に、「ケンタッキ~フライドチキン」と答えると「???…ごめんなさいそのお店は知らなくて」と真顔で返ってきました。私はその返事に驚き、発音が悪かったのかと思い、さらに発音をハッキリと言ってみましたが通じず、「KFC」と言う言葉を思いつくまでに3分位このやり取りをし、通じた時は二人で大笑いしました。

謙虚な先生


丁度メインで受けていた先生が産休に入られる事がわかったので、その代わりの先生を探していた時期でした。この先生を代打で見つけた時は「良い先生見つけた!」と思いました。
他にも色々フィリピン人の女性講師のレッスンを受けていましたが、お気に入り登録数が多い先生でも、表情を余り変えず淡々とレッスンされる先生や、笑顔はあるけれどビジネススマイルだなと分かる先生もいました。
なので、とても自然体のこの先生を見つけた時はラッキー!と思いました。
私が受けていた先生の殆どが、こちらが羨ましくなるくらい【自信に満ちた誇り高きフィリピーノ】という感じの方が多かったので、その逆を行くような先生の謙虚な姿勢に驚きながらも、とても好感を持っていました。
発音が聞き取れず私が「もう一度言って頂けますか?」と聞いた時や、通信トラブルで何度かフリーズしてしまった時は、必ず「本当にごめんなさい」と言って謝ってくれるので、二人で「ごめんなさい」の言い合いになることもしばしばでした。
私が「TOEICの勉強が楽しくなくて中々進まない」と言うと、先生も大学在学中に勉強がはかどらず、ついつい掃除を始めてしまったエピソードを笑いながら披露してくれて、最後に「TOEICの試験頑張って下さい」と応援してくれたのでした。
いつ受けても毎回楽しくレッスン出来る先生だったのは、きっとどの生徒さんにとっても同じだったのでしょう。彼女のお気に入り登録数は順調に増えて行きました。
10カ月間で沢山の先生のレッスンを受けました。勿論良い思い出ばかりではありませんが、私にとってのクラウティでの思い出を良い物にしてくれた功労者二人のうちの一人だと思っています。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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