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データ分析実務スキル検定(PM級) 合格体験記

はじめに

2023年2月にデータ分析実務スキル検定(PM級)に合格しましたので、勉強内容や思ったことを共有します。
本資格の取得を検討されている方に少しでもご参考になればと思います。

試験内容概要

ビジネス(KPIツリー等)、統計学(統計量や簡単な検定)、機械学習(基本的な手法)、Excel、SQL、PythonとR(前処理・集計・可視化等)といったような、その名の通りデータ分析の実務に必要となるスキルを満遍なく問われる感じでした。

勉強に使用した公式テキストの例題が実務でありそうな例題になっていて、理論的な手法と実際のビジネス課題の紐づけの訓練になるのが非常にためになるなと思いました。

公式サイトリンク
https://cbas-exam.jp/pm

関連のありそうな自分の事前知識レベル

・G検定
・統計検定2級
・Pythonエンジニア認定基礎試験
・統計検定 データサイエンス発展
・データサイエンティスト検定 リテラシーレベル

使用教材

・データ分析実務スキル検定公式テキスト
https://book.impress.co.jp/books/1120101020

勉強方法

公式テキストを1周読み、巻末の模擬試験を解く

上記のように学習しました。

■感じたこと
・試験合格のためには巻末の模擬試験を解いておくのが大事な気がしました。理由は下記です。
①問題文が長かったり、コードやグラフの読み取りがあったりで問題自体を理解するのに時間がかかるものが多かったので、こういう感じで問題を出してくるんだという把握をしておくと本番で時間の節約になる。
②ひとつ選べと全て選べが混在しており、自分は模擬試験の際に読み違いが結構あったので、問題形式に慣れておくことで本番でケアレスミスが減る。
③本文で学んでいないコードが急に出てくるので、追加で学ぶ内容がある。

勉強時間

15時間程。

公式テキストを1周しただけなのでそんなに時間はかかりませんでした。
事前知識がない場合でもとりあえず読み進めることは出来ると思いますので、模擬試験で足りない知識を確認するのが良いと思います。

受験までの流れ

試験はCBT形式で、全国のテストセンターの中から各自予約をとって受験するものとなっております。
試験はテストセンターの予約が空いていればいつでも受けられるものになっているので、自分のペースで学習と受験を進められます。

試験本番について

試験時間は90分で問題は60問となっております。1問1.5分のペースが必要ですが、Excelの作業がある、問題文の理解にも時間がかかる、解答を全て選べのパターンがあり選択肢を全て見ないといけない、等で時間がなくなるので時間がかかる問題は後回しにするなどしながら急いで解く必要があります。自分はあと1問というところで時間切れになってしまいました。

難易度としては、本番の方が公式テキストの模擬試験より少し簡単だった気がしました。
模擬試験で難しいと感じてもとりあえず受けてみても良いと思います。

さいごに

以上、本資格の取得を検討されている方に少しでもご参考になれば幸いです。

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