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【カフェのクーポンは作るべきか?】共同購入型クーポンを使ってみた結果と結論

潰れそうだったオープン1年目から、11年経って、1店舗で年収1,000万(年商3,000万)を稼ぐようになるまでの軌跡を書いています。

さて、開業までの記録を綴っていますが、
今日のお題はちょっと趣向を変えまして。
クーポンについてのお話です。

カフェのクーポンは作るべきか?

これはあくまで私の経験則から得た考えです。
オープンして半年ちょっと経った頃、
ちょっとずつ固定客はついてきたものの、まだまだ閑古鳥。
お客さんは全然来なくて、ぼんやり店内で待機していたら、
共同購入型クーポンの営業ウーマンが来ました。
ちなみに、数年前に日本からは撤退していて、この会社はありません。

共同購入クーポンというのは、全部で100枚くらいだったかな?
お店のセットメニュー(ケーキセットやランチセットなど)を、半額くらいで提供するクーポンを発行するというもの。
事前に100枚ほどのクーポンを売って、
購入した人は、使用期限は3ヶ月以内に、店に来て、クーポン(QRコード)を使用。会社から、振り込まれる、という仕組みです。

共同購入型クーポンの営業ウーマンいわく、
お店に空席があるのだから、空席利用のために、使ってほしい、とのこと。
飲食店の原価はだいたい3割前後なので、半額クーポンを販売しても、
マイナスにはならないし、元々の空席が埋まるから、傍から見たら、賑わっているように見えるから、お店にとっても良いですよ、と。

まあ、確かに、毎日空席ばかりで、お店はガラーンとしています。
それもありなのかな、と思って、100枚の半額クーポンチケットを、
契約しました。

その結果、どうなったか。
果たして、クーポンを使うことは、お店にとってプラスなのか、マイナスなのか。
共同購入型クーポンのお店は、数年前に日本から撤退し、今はありませんが、
クーポンに関しては共通するお話かと思います。
かなり踏み込んだ内容になるので、初の有料記事とさせて頂きます。
カフェオーナーを目指している方、現役カフェオーナー様に。

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