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カフェ開業時にかかった費用総額は…

潰れそうだった、ひとりカフェ開業時から、
11年後に年収1,000万稼げるようになるまでの軌跡を綴っていきます。

物件申込から契約までの間にしたこと


前回の記事で、店舗物件の申込をしましたが、
申込から、契約までにしたことがあります。

「かかる費用の算出」
「事業計画書の作成」
「お金を借りること」

カフェ開業を目指してから5年、
貯めた開業資金が500万円ほど。

それだけでは足りないので、
お金を借りる必要があります。

お金を借りられなかったら、
そもそも開業ができないわけですから、
申込をキャンセルすることになります。
なので、融資が下りるまで、
契約を待ってもらうことに。

申込キャンセルは、費用はかかりませんが、
契約キャンセルは、違約金が発生します。

とはいえ、契約を待ってくれるかどうかは、
大家さん次第ですね。

(ちなみに、大家さんと交渉してくれるのは不動産屋さんです。
礼儀正しさなど、印象は良くしていきましょう!)

開業までに、何にいくら費用がかかって、
いくら足りないのか、
お金を借りるには、それらを明確にしなくてはいけません。
また、事業計画書を作り、無理のない返済計画を提示する必要があります。

言い換えれば、使途不明や、
返済の根拠の無いお金は、
金融機関は貸してくれないのです。

店舗物件の図面を持って、内装業者3社に、
相見積もりを取りました。

それから、必要な厨房機器や、什器、家具類などを書き出し、総額を計算。

あれも必要、これも必要、と、どんどん増えていき、
えっ、こんなにお金かかるの…?と、
内心ザワザワします。

図面が出来たら、おおよその客席数がわかるので、客単価や回転数を計算し、
売上の予測を立て、事業計画書を作成します。

そして、それらの見積書、事業計画書を持参して、
日本政策金融公庫に借入れの申請へ。

無事に審査は通り、400万円の融資を受けることができました。

私の場合、7年間、会社勤めをしていたこと、
また、会社員の夫がいることが、
有利に働いたと思います。

そして、晴れて、店舗物件に契約書にサインをしました。

開業時にかかった費用総額は

開業時にかかった費用は、ざっくり、全部で1,200万円ほどです。

11年前なので、おそらく物価高の現在では、
もっとかかると思います。

費用の内訳

物件取得費:150万円(保証金、前家賃、仲介手数料など、家賃10か月分)
内装:750万円
厨房機器、店舗家具、食器等:250万円
その他雑費:50万円

総額1,200万円
(自己資金500万
公庫借入400万
親に借入200万
リボ払い100万)

内装ってこんなにかかるの?!
と思うかもしれませんが、
おしゃれカフェを目指していたので、
外観や内装、壁紙にこだわりました。

スケルトンの状態だったので、床板を貼ったり、壁紙を貼ったりを、業者にお願いしたので、
かなり費用がかかりました。

開業費を抑える工夫あれこれ

店舗物件を専門に扱うサイトがあるので、
丁度いい居抜き物件を見つけられたら、
開業費用は大幅に抑えられます。
厨房機器は高いので、使える状態で居抜き店舗に残ってたら、ラッキーです。

日曜大工が得意な人は、自分で壁にペンキを塗ったり、棚を作ったりしてもいいですし、

リースを活用するのも手です。

私は開業時、食洗機をリースしました。
購入金額は50万円以上で、初期費用を安く抑えたかったためです。
リース代は、月9千円×6年です。

リースは、支払い総額は、購入より高くつきますが、
初期費用がかからないので、開業費用を抑えたい場合にはおススメです。
ただし、満期になる前に解約すると、違約金が発生します。

食洗器は、スタッフ一人分くらい働いてくれるので、リースして正解でした。

運転資金も忘れずに

運転資金も用意する必要があります。
開店時にすっからかんでは、
ちょっと赤字が続いたら、即閉店です。

半年やそこら、売上がなくても、持ちこたえられるほどのお金、それが運転資金です。

正直、1,200万は、ひとりカフェの開業資金としては、かけすぎです。

(税理士さんに「お金の使い方、男前ですね~!」と後に言われました)

さて、お金を借りたら、あちこちへ支払い、内装工事スタートです。

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