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自由競争を忘れた現代の企業家たち

今まで利権や既得権益に群がる自民党を批判してきたが、そもそも利権や既得権益にしがみついているのは自由主義を忘れた企業家たちだ。
もちろん全ての経営者ではないが、自由競争を恐れ、市場原理を恐れ既得権益にしがみついて生き伸びようとする経営者がいる。中国人留学生がいないと経営が成り立たない地方の私立高校や私立大学も良い例だ。評価されない学校は定員割れし消える運命であるという根本原則に、政治の力で無理やり延命している。政治に甘え、政府に保護してもらおうとしている。移民政策も、人件費が安くないと経営を維持できない企業を無理やり維持させるための手段でしかない。
多くの業種や企業が、倒産を政治の力で回避しようとしている。
そして、自民党が、それに必死に応えている。
倒産を否定した経済は、自由主義経済ではない。
もちろん倒産する会社の家族は路頭に迷う事になるだろう。
しかし、倒産こそ経済の新陳代謝なのだ。
しかも、政治家も、倒産が増えたというニュースを嫌うし、自助努力できないなら倒産しろと言い切れる気概ある政治家もいなくなった。
経済界も政治家も社会主義化しているのだ。
もっと、分かりやすく言うと、大企業が、一流大学卒のお坊ちゃまで溢れ、甘ったれ化している。
今の日本は既に高度経済成長時代ではない。
これほど巨大な経済大国になれば、高度経済成長なんて望めるはずもない。テストで赤点だった生徒は、猛勉強すれば成績が急上昇するが、90点を越えたら成績急上昇なんて不可能なのと同じだ。
ここまで経済大国になれば、旧態依然の技術やサービスしか提供できない企業は縮小していき、代わりに今までにない技術やサービスを提供する会社が成長し、入れ替わる事でしか成長できない。
例えば、実は自動車メーカーも既得権益で保護されまくっている。
実は…

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