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《現代詩》心が凍てついて

外は眩しいくらいの日射し
一瞬目がくらみ
気絶しそうな青空
心とは正反対の


毎夜暗闇に慣れて
「ここにいてもいいのか」
自らに問う
光のない空間
いつまでも続きそうな
気がして


「必ず朝は来る」
そう知っていても
すぐに忘れてしまう
夜になると
闇に吸い込まれて
逃れられなくなる


目覚めて
「生きている」と
確認して
また同じように
日常を過ごし
時の流れに揺蕩(たゆた)う


澄みきった青空
冬の
賑わいと静寂の狭間の
行き交う人の波に酔い
正常と異常の区別を
分からなくする

危うげな

凍てつくような冬の

ある一日



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