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慶應大学病院での出産まで② 鼻からスイカ?!無痛分娩?和痛分娩?

無痛なのか、普通なのか。和痛なのか。どれにするのか。という話が上がっていた

⭕️無痛分娩
無痛分娩とは、麻酔を用いて出産に伴う陣痛を最小限に抑えることを目的とした出産方法
無痛という名前がつけられていますが、実際は完全に無痛・無感覚というわけではない模様
⭕️和痛分娩
一般的に行なわれている硬膜外無痛分娩とは異なり、麻薬系鎮痛薬を経静脈的に投与し陣痛を緩和する和痛分娩も行なっています。妊婦さんの痛みにあわせて投与量を自己調節できるボタンがついたpatient-controlled analgesia (PCA)ポンプという器械を使用することで、自然陣痛が始まってから自分で麻薬系鎮痛薬を投与できるという長所あり

さて、私はどうしようか。
1回しか経験できないかもしれない出産の、いわゆる鼻からスイカの痛みを知らずに産んで良いのか?!
みたいなことを考えながら、時期が過ぎてしまい、無痛分娩の選択肢を失った私。
慶応では10週までに予約をして、麻酔科と連携が必要とのことだった。
10週というと、割と初期で、正直出産まで漕ぎ着けられるのか。と不安な気持ちを抱いてる人は割と多いのではないだろうか。
それに、授かった嬉しさをまだ抱いていて、自分が冷静にまだなっていなかったのもあった。 
今から思えば一応予約しておいて、のちに相談しても良かったのかも。と思った。
ギリギリまで私は、何も使わずに産む。
鼻からスイカを体験する!って思っていた。

結論から言うと。
高齢出産なんだから、わざわざボロボロになりに行かずとも良かったのではないか。
と言うことだった。
安定期に入った頃、前にも話した、大学病院推進派のお友達にまたもや、なんで和痛分娩があるのに、選択しないのか!!と突っ込まれたのだった。
彼女は突然破水して、何の薬も使うことができず、気を失う寸前で出産して2.3日動けなかったといていた。
いわゆる鼻からスイカに出血多量だったわけだ。
と、言うことでしばらく検討ののち、25週あたりで、恐る恐る、和痛にできますか?と聞いてみた。(悩み過ぎ)
「すぐにできますよ。出産当日でもいってくれればできるし、やめることもできるから。何にも処置せず出産もいいけれど、回復のこと考えたら、リスクありの妊婦さんは何かしらした方がいいかなとはおもいますよ」
と先生。
そうか!
産むのはいいけどその後の方が結構大変だ!
出産が初めてで、全体像が見えず、色々な判断がブレブレの私だった。
こうして、私は、和痛分娩を選んだ。
結果、選んでおいて良かったと思った。

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