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戦友『くまクマ熊ベアー』④~冒険開始

 木曜は、ラノベ愛を語ります。今回も、ここしばらく続けている、私と『くまクマ熊ベアー』との出逢い話です。
 『くまクマ熊ベアー』を買った私。帰宅すると直ぐ読み始めました。

 ふんふん…この主人公のユナって子、随分とまぁ、世の中を斜に構えて見ているなぁ。

 あ、神様の気紛れで異世界へ転移させられちゃったよ。熊の着ぐるみって、一体、どういう必然性があるんだ?

 お、この世界の少女と出会ったよ。おおっ…ウルフを石つぶて一発で倒しちゃった。強いなぁ。

 こんな感じで読んでいきました。
 はっきり言って、熊の着ぐるみを着ている事以外は、そんなに特別ではないライトノベルです。チート能力があって、勧善懲悪で…どこにでもある、ごく普通のライトノベルでした。もしかしたら、今、初めて読んだのなら、こんなにハマらないかもしれません。
 でも、この時の私はライトノベルを初めて読んだのです。とても新鮮で、面白く感じました。
 何より、全く現実味が無い…と言うのが、この時の私には有り難かったです。何せ、毎日の様にパワハラを受けています。現実との接点が有り過ぎると、読む気が失せてしまいますから。
 第1巻を読み終えた段階で、すっかり私は『くまクマ熊ベアー』に魅了されていました。もう、続きが気になって仕方ありません。
 そこで、読み終えた翌日には本屋に寄り、第3巻まで買ってきました。その2冊も、もう一気読みです。
 読み終える頃には、完全に『くまクマ熊ベアー』にハマってしまっていました。だから、次に本屋へ行った時には、既刊全部を「大人買い」したのでした。
 もう少しだけ語りたい事があるので、あと1回だけお付き合いください。なお、これまでの記事は以下の通りです。


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