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戦友『くまクマ熊ベアー』③~出逢い

 木曜は、ラノベ愛語りです。今回も、私にとって特別な存在である『くまクマ熊ベアー』との出逢い話をします。
 担外(タンガイ)になり、ドブ泥な下衆校長からパワハラを受けた私。好きだった読書をする気にもなれませんでしたが、本屋へは時々行っていました。本が沢山並んでいるのを見ていると、何となく落ち着くからです。
 そんなある日…ついに出逢いました。
 その日は、勤務先からの帰り道に時々立ち寄る本屋の店内を、何となくブラブラと歩いていました。そして、奥まで進んでライトノベルのコーナーまで来たのです。それまで頻繁に行っていた新書や文庫は、もっと入口に近い場所にあり、このライトノベルコーナーに来たのは初めてでした。
 それまで、ライトノベルを読んだ事は全くありません。「ふ~ん…こう言う本があるんだ」と思いながら歩いていました。
 すると突然、怪しげな表紙の本を見つけました。白っぽい地の色に、何やら黒っぽい人物らしきイラストが描かれています。よく見ると、黒い熊の着ぐるみを着た女の子のイラストでした。
 「何じゃ、これ?」…そう思って表紙をよ~く見ました。すると、表紙に書かれている題名が目に入ってきました。

 『くまクマ熊ベアー』

 …!
 しばし脳内回路でこねくり回した後、記憶と繋がりました。ジェイコムの雑誌で見かけ、「どんな内容なんだろう?」と思っていた、あの作品ではないですか。
 思わず手に取り、内容を確認しました。…どうやら、女の子が異世界に転生し、熊の着ぐるみを着て活躍する物語らしいです。う~ん…内容の想像が全くつかない。
 気付いたら、第1巻を手に取ってレジに並んでいました。そのまま、お金を支払って自宅へ。
 いよいよ、私と『くまクマ熊ベアー』の大冒険(?)が始まります…が、それはまた次回に。
 因みに、これまでの話はコチラを御覧ください。


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